「誰かに分かって欲しい」時こそ、ブログを書こう
最近、私の周りに「やたらと自分の話ばかりする人」ばかりが現れる。
こちらが話す隙も与えてくれず、自分の事ばかりべらべらと話し続けるから、イライラムカムカしてしまう。
こんな風に思ってしまう時は、周りにたくさんの人がいるにも関わらず、
「やたらと自分の話ばかりする人」に、自分の意識が向いてしまっている時なのだ。
そして、誰かにイライラしてしまっている時とは、
自分が無意識に、相手の事を羨ましくて仕方ないと思っている時なのである。
つまり、最近の私は
「私だって、たくさん私の話をしたい!私の話を聞いてほしい!」
と思っていたわけなのだ。
そして、
「話を聞いてほしい。分かって欲しい。理解して欲しい。」
と思ってる時は、頭の中に言葉にならない声を抱えている時なのだ。
そんな時は、ブログを書くのがとてもおススメ。
頭の中で考えてる事を、文章にするのって、最初はすごく難しい。
なんで難しいかというと、
「そんな事を書いてはいけない。言葉にしてはいけない。思ってはいけない。」
って、自分でブレーキをかけてるからではないかと思う。
そんな事を言葉にしてしまったら、
―性格の悪い自分がばれる
ーアホな事がばれる
―痛い人だとばれる
そんな感じで、「本当の自分」を隠して、「理想の自分」でいようとした結果、
抑え込まれて、溜まりに溜まった本心が、
「分かって欲しい!誰も分かってくれない!」
という言葉になって、出てきてしまうのではないかと思う。
ここまで分かると、
自分が周りの人に対して、自分の本心を正確に伝える事ができていない、という事が分かってくる。
相手があなたの事を分かってくれないのは、あなたが自分の本音じゃない、見栄を張ったような言葉で取り繕おうとしているからだ。
だからこそ、自分の本心を言葉にする練習の場所としては、ブログは最適なのだ。
社会的な自分自身を知る人がいない、ブログという場所だからこそ、
性格悪いと思われるかもしれないけど、
アホだと思われるかもしれないけど、
痛い人だと思われるかもしれないけど、
そんな事は気にせずに、心に浮かんだことを書いてみるという練習ができる。
最初は、下書きを書く事すら難しいかもしれないけど、
心に浮かんだ、一言を書いてみる所から始めてみよう。
その内、どんどん書けるようになってくるから。
そして、ブログを書いた後に、自分で読む時間を作ってあげよう。
この時間こそが、自分で自分の話を聞いてあげる時間。
自分で自分を分かってあげるための時間。
こうして、自分自身と和解する時間を作ってあげる事で、
「本当はこんな風に思ってたのか、私?!」
って、等身大のありのままの、かっこつけてない自分に気付けるようになってくるよ。
そうやって、自分の本心に気付けたら、
少しづつ、周りの人にも本心を伝える事ができるようになってくる。
そうなった時にこそ、
「話を聞いてもらえて、分かってもらえて、理解してもらえている」自分を実感できる日が、訪れるのではないかと思うのだ。