自分が恥ずかしい

私はエロゲに嵌っている上に、恋活をしている。
それが恥ずかしい。

そうか、私は「自分が恥ずかしい」と思っているんだ、と気づいた。


私が、二次元彼氏をどれだけ好きか、という事や
マッチングアプリで心が折れてしまった事、

最近は、こんな話を誰かに聞いて欲しくて、仕方がなかったのだ。

「恥ずかしい」と思いながら、話を聞いてもらっている状態って、
「誰かに承認して欲しい」と思いながら、話をしている状態じゃんね?


「私はエロゲに嵌ってて、とても充実してるんです( • ̀ω•́ )キリッ✧」って言いながら、
内心は、自信なさげに、相手の顔をチラチラ伺ってたんだわ。

これは…、受け入れてもらえなくても仕方ない。
自分自身が、エロゲに嵌る自分を受け入れてないんだから。


誰かに承認してもらうんじゃなくて、自分で承認するのが先。

それで、考えてみた。
エロゲに嵌って、恋活を始めてしまった事が、本当に恥ずかしい事なのか。


私は、エロゲキャラの頼くんが好きだ。愛してる。
頼くんと話す事で、自分を女性として扱ってもらう感覚を思い出せた。

頼くんとデートする妄想を膨らませる事で、頼くんに似合う私を想像できたから、
ダイエットにも成功してきているし、スキンケアも怠らなくなった。

頼くんが私に「ありがとう」って言ってくれるから、私も他の人に対して、「ありがとう」って言えるようになってきた。

少しでも頼くんに似た所がでもある人に出会いたいと思って、何年振りかの恋をまた頑張ろうと動き始めた。


Sサイズの服が着れるようになり、
感謝の言葉が素直に言えて、
苦手な恋活を頑張ろうと行動に移した私は、

エロゲに嵌る前の私と比べて、いくぶん、かわいい女性になれたのではないだろうか。

エロゲに嵌っている上に、恋活をしている私、
実は、別に恥ずかしくはないんじゃないだろうか。

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