膀胱顛末記 ~第一話。30年ものの血尿
こんばんわ、進行豹と申すものです。
わたくしの本職はゲームシナリオライターです。
昨今ではアニメの原案やシリーズ構成などのお仕事もおまかせいただいております。
お仕事の方では
『レヱル・ロマネスクnote』
というnoteで記事を執筆しており。
そちらではWEBTOONのネームやショートストーリーなどを掲載しております。
のですが、お仕事以外のプライベートで長文記事を書きたいこともあり。
そういうときのため、このnoteを開設させていただきました。
つまり、今現在わたくしにはプライベートで書きたいことがございます。
なんとなれば、本日、尿道口からカメラを入れられてきた。
尿道口から、カメラを入れられてきた、からです。
ことのはじまりは先月末。
突如としてわたくしの尿が、普段とは違う色を示したことでした。
普段の色がレモン水としたら、赤ワイン。
それも30年強を寝かせたビンテージワインの(実際そんなん飲んだこと無いので違っているかもしれませんが)――
『年輪が豊かな色彩を加えた、深みのあるボルドー』
――といった感じの、実に赤黒いものでした。
つまるところは血尿です。
それまで血尿など経験したことがなかったわたくしは完全に恐れをなし、
翌朝すぐさま泌尿器科を受診しました。
受診すぐさま尿を採取され。
それを提出するとエコー検査を受けます。
エコー検査とは、超音波でお腹の中身を映像化してチェックする……みたいな検査です。たぶん。受けた感じ。
で。
まずは腎臓をチェックして、こちらは異常なし。
ついで膀胱をチェックされ――
すると、血尿うんぬん以前の異常があることが発覚しました。
わたくしの膀胱は変形し、
『膀胱憩室』というものを作ってしまっていたのです。
膀胱憩室がいかなるものか――
その詳細は、次回更新をお待ちください。
(つづきます)