2024年5月19日
言葉を選ばずに言うと、読んでいる間中ずっと胸くそが悪かった。
早く結末に辿り着いて欲しいとさえ思った。
しかしそれはあらすじを知っていておおよその結末が分かっていたからこそなのかもしれない。
「バイアスのかかった一方的な情報が人々を思考停止に陥らせ、集団ヒステリーを煽った挙げ句、無辜の人間を血祭りに上げたのである。」
この事件だけに当てはまることではないだろう。
むしろ今の方が大なり小なりこのような事態が頻発しているように思える。
何事も思考停止せず、思っていた(聞いた)ものと違うという可能性を考えることが現代社会をまともに生きていく術の一つなのかもしれない。
(でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相 / 福田ますみ)
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