2022年9月5日
正に事実は小説よりも奇なりの一言であり途中でフィクションを読んでいるかのような錯覚に陥る現実離れした話ではあるがこれも現実の一つであるのだと痛感し、読み進めるにつれ告発した側を善と勘違いして認識しそうになる恐怖もありこれはあくまでも悪が贖罪や断罪の為に隠れた悪を表出させたものであり、善と悪の争いばかりではなく悪と悪の対立が当然のように存在するのもまた一つの現実なのかもしれない。
(凶悪-ある死刑囚の告発-/「新潮45」編集部編)
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