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記事一覧

2024年11月22日

この第一巻の内容だけでも十分に面白い。 まだまだ下地作りの段階だったのだろうか。 物語はい…

2024年11月8日

西武より向かいのPARCOの方が馴染み深い存在だったが、そういえば大津じゃなくて膳所で降りた…

2024年10月31日

そう言えばこういう“定番の名作”みたいなものはあまり読んだことがなかった。 不信故の道化…

2024年10月20日

誰もが持ち得る可能性のある事情や身勝手の連鎖が引き起こす痛絶な悲劇。 その一つ一つは罪と…

2024年10月4日

これはフィクションかノンフィクションか。 センセーショナルな人肉食の描写が取り沙汰されが…

2024年9月8日

下流から源流へ。 序盤はいくつかの意味でいつまでこれを読み続けないといけないのかと思った…

2024年8月31日

やりきれない感情と共に生きていくということはどれほどのものなのだろうか。 赦しなのか諦めなのかそれとも。 ただ、そんな単純な言葉のどれかで表せるようなものではないことは確か。 部外者である自分があちら側やそちら側にとやかく言えることはない。 ただ、その感情の機微の一片にでも触れさせてもらえて自分の心の中に納められたことは今後生きていく上で大切なことになり得るだろう。 (謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件 / 川名荘志)

2024年8月13日

上品で丁寧な語り口と仄暗く残酷な物語のギャップ。 それぞれの短編の登場人物の関連性、そし…

2024年7月20日

この話、何か知ってるなと思ったら昔映画を観ていた。 それでも映像では気付かなかったような…

2024年7月13日

終始重く暗い空気と共に。 ミステリーなのかと思ったが一筋縄ではいかなかった。 この物語の世…

2024年6月29日

長い歴史に幕を下ろすホテルで起こる群像劇。 それぞれの登場人物の物語が少しずつ交錯してい…

2024年6月19日

途中で真犯人のネタバレを見てしまったがそれが気にならないくらいの驚きも用意されていた。 …

2024年5月19日

言葉を選ばずに言うと、読んでいる間中ずっと胸くそが悪かった。 早く結末に辿り着いて欲しい…

2024年4月13日

ほどよくスピーディな展開に続きが気になって仕方なかった。 人の表とは。人の裏とは。 何でもかんでも「伏線」とか「伏線回収」とか言うんじゃないよと普段から思うことはよくあるが、これは見事に伏線を回収された。 あれはこのことだったのか、こういうことだったのかと次々と明かされる。 物語の本筋とは少し違うが、就職活動真っ只中の学生がこれを読んだらどう思うんだろうという興味が湧いた。 こういうミステリーもおもしろい。 (六人の嘘つきな大学生 / 朝倉秋成)