ホルモン注射開始

胸オペの記事を読んでいただきありがとうございます。同時並行で「ホルモン注射」の記事も書いていこうと思います。
少しでも参考になれば。


男性ホルモン注射を打ち始めてはや一年半。20本を超える本数を体に入れてきた。量は変わらず250mlであり、今のところネビドや打つペースを変えるつもりはない。

この一年半の体の変化は

- 声が低くなった(掠れてつらい)
- もも裏とすね毛が濃くなった
- 体重が落ちた
- 腕の血管が浮くようになった
- ニキビがかなり出来やすくなった
- メンタルの変化(良くも悪くも)
- 性欲爆増

大きく分けると、このような変化が起きました。

治療前に調べて訊いていたものが実際に起きた。

この中でも特につらかった、現につらいことが

- メンタルの変化
- ニキビの発生
- 声の掠れ

今回はメンタルの変化について書いていきます。

注射を打つ前に調べて得ていた知識は

「注射後はやる気や活動量がアップする」

「ホルモン値が下がってくるとうつ傾向になる」

(良くないことばかり考える、一日中眠い、起き上がれない)
などなど。

本当かよ、と半信半疑で打ち始めてから2本目くらいでその通りの症状が出てきた。

3~4週周期で打っていたが、ホル切れ来たなとわかるくらい顕著に変化した。よく更年期障害と似たような症状と言われるが、これを世の大人たちが経験しているのならその辛さは同情できるし、仕事も家事も休んでいいと思うくらいだ。

もし、お子さんにトランスの子がいてこの文を読んでいる保護者の方がいるなら ぜひ参考にしてほしいし、危険性もわかっていてほしい。

だからといって、治療を無理やり引き止めたりしないでくださいね。本人が望んで辛さも理解してそれでも治療していきたいと願っているなら、それは止めてほしくないです。

たくさん言いたいこと、自分を責めることあるかもしれませんが、親御さんのせいではないです。絶対に。それは言えます。僕の経験では。

僕の場合、1年経ったくらいでメンタル面は落ち着いてきました。前記事の通り今は自己注射なので「少し体調に変化出て来たな」とわかったら打つし、一か月ごとにきちんと注射を打っているので管理しやすいです。

治療中の人、これから始める人一緒にがんばっていきましょう。

ホルモン注射による変化を今後も書いていくのでよろしくお願いします。

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