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不安はIQを下げて僕たちを猿にする


こんにちは、シンです。

今回は不安とパフォーマンスの関係について。


不安な時って目の前の作業に集中できないですよね?

例えば、

大好きな異性に勇気を振り絞って告白した時の返事が、

「ちょっと考えさせて欲しい」

だった時、

返事をもらえるまでは生きた心地がしませんw


もうね、1分が1時間ぐらいに感じます。


スマホを毎秒チェックするぐらいの勢いで
見てるんじゃないですかね。

メールセンター問い合わせも100回ぐらいやってると思います←ガラケー世代ですみませんw

今だったらSNSとか動画を見まくるんじゃないですかね?(内容は全く頭に入ってこないけど..)

まぁどちらにせよ、

学習の様な”高度な思考”はとうてい無理ですね。

試験中に緊張で頭が真っ白になって、
問題が全く解けなくなるのと同じです。

では、なぜその様な状態になってしまうのか。

それは僕たちの脳の刻まれた原始時代からの本能が影響していて、

不安を感じると、僕たちの脳は、まるでサバンナで肉食獣に遭遇したかのように反応します。


これは「闘争・逃走反応」と呼ばれるもので、
生き残るために必要な本能的な反応です。

闘うか逃げるか。
とにかく”生き延びる”ことだけに囚われます。

もしも今、

肉食獣に追いかけられているとしたら、

僕たちはボルトより速く全速力で逃げようとします。


そして、この反応は同時に、

高度な思考や判断を司る脳の働きをストップ
させてしまいます。

(生きるか死ぬかの状況で数学の問題なんて解けませんよねw)


具体的には、こんな感じです。

◯ワーキングメモリ(作業記憶)の低下
例えば、逃げる途中で「どの道を通れば安全か?」「他に逃げ道はないか?」など、様々な情報を考慮して判断することが難しくなる。目の前のこと、つまり「逃げる」ことだけに意識が集中してしまう。

◯注意力の低下
周囲の状況を把握する余裕がなくなり、逃げることに意識が集中してしまう。そのため、肉食獣がどこから追いかけてくるのか、他の危険はないのかなど、重要な情報を見逃してしまう可能性がある。

◯思考の柔軟性の低下
逃げる以外の選択肢を考えられなくなる。例えば、木に登ってやり過ごす、武器を使って反撃するなど、状況に応じた柔軟な対応ができなくなってしまう。

不安はこれだけ脳の機能を低下させます。

そして、現代人はこの「不安」に常に晒されている状態です。

◯将来への不安
仕事の安定、収入、老後の生活など、将来の見通しが立たないことへの不安

◯健康への不安
病気や怪我、健康状態の悪化など、自分自身の健康に関する不安

◯人間関係の不安
家族、友人、恋人との関係、職場での人間関係など、対人関係に関する不安

◯経済的な不安
失業、借金、生活費の不足など、お金に関する不安

◯孤独感
孤独を感じることへの不安

◯社会情勢の不安
経済状況の悪化、自然災害、国際紛争など、社会全体に関する不安

◯環境問題への不安
地球温暖化、気候変動、環境汚染など、地球環境に関する不安

◯テクノロジーの進歩への不安
AIの発展、個人情報の漏洩、サイバー攻撃など、テクノロジーに関する不安

◯情報過多による不安
インターネットやSNSで流れる大量の情報に翻弄され、何が正しいのか分からなくなることへの不安

◯格差社会への不安
貧富の差の拡大、教育格差、機会の不平等など、社会の格差に関する不安

テレビ、ネットを見れば、
これでもかという具合に僕たちの不安を煽ってきます。

不安を煽った方が人が集まりますからね。。

これだけ不安に溢れた現代では、
まるで肉食獣に追われているかのように、
僕たち脳は「原始時代」に逆戻りし、IQを低下させてしまうのです。

そして、高度な思考は不可能になり、

僕たちの行動は”猿”のようになります。


「いやいやそんな事ねえよ!ちゃんと頭働かせてるわ!!」

と言いたくなる気持ちは分かります。

仕事してますしね。

でも、本当に”思考”できていますか?

何も考えなくても単調作業であれば、
仕事は意外とできてしまいます。

仕事帰りの電車内なんか、
もうみんな完全に”思考停止”状態じゃないですかね?

僕自身、

不安になるとめっちゃ思考力落ちますし、
無駄にSNSとか見てしまう時もありますw


だから、

「不安」の管理は徹底しています。

そのおかげで、

脳のパフォーマンスが一気に上がりました。

上がったというより、
不安のせいで発揮できなかった能力を発揮できるようになりました。

もし、これを読んでくれているあなたが、

・頭が働かなくてボーッとしてしまう
・集中できない
・物忘れがひどい
・ケアレスミスがひどい
・判断力に自信がない

などの症状があれば、
これからお伝えする不安対策を試してみて下さい。

あなたが持っている本来のパフォーマンスを
最大限発揮できるはずです。


1. マインドフルネス瞑想で「今ここ」に意識を集中


マインドフルネス瞑想とは、過去や未来への不安な思考から離れ、「今この瞬間」に意識を集中させる瞑想法です。呼吸に意識を向けたり、体の感覚に注意を払ったりすることで、心を落ち着かせ、不安を軽減する効果があります。

◯具体的な方法

静かな場所で楽な姿勢で座り、目を閉じます。
呼吸に意識を集中し、息を吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にお腹がへこむ感覚を感じます。
雑念が浮かんだら、それを追わずに、優しく呼吸に意識を戻します。
5分~10分程度続けましょう。

◯効果

マインドフルネス瞑想は、脳の「デフォルトモードネットワーク」(何もしていない時に活動する脳の領域)の活動を抑制し、「今ここ」に意識を集中させることで、不安やストレスを軽減する効果があるとされています。また、継続することで、感情の調節能力や集中力も高まると言われています。

2. 適度な運動でストレスホルモンを軽減


運動は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制し、セロトニンやドーパミンなどの「幸せホルモン」の分泌を促進する効果があります。これらのホルモンは、気分を高揚させ、不安を軽減する効果があるため、適度な運動は不安対策に有効です。

◯具体的な方法

ウォーキング: 30分程度のウォーキングは、手軽に始められる運動です。

ヨガ: 呼吸法やストレッチを組み合わせたヨガは、心身のリラックスに効果的です。

ランニング: ランニングは、ストレス解消や気分転換に最適です。

水泳: 全身運動である水泳は、心肺機能を高め、ストレス解消にも効果があります。

◯頻度
運動の種類は、自分の体力や好みに合わせて選びましょう。重要なのは、無理なく続けられる運動を選ぶことです。週に3回、30分程度の運動を目標にすると良いでしょう。

3. 自然との触れ合いで心を癒やす


自然の中に身を置くことは、ストレスホルモンを減少させ、リラックス効果を高める効果があります。森林浴や公園での散歩など、自然に触れる時間を積極的に取り入れましょう。

◯具体的な方法

森林浴: 木々に囲まれた場所をゆっくりと散策することで、リラックス効果が得られます。

公園での散歩: 緑豊かな公園を散歩することで、気分転換になります。

海辺でのんびり: 海の景色や波の音は、心を落ち着かせる効果があります。

ガーデニング: 植物を育てることで、癒し効果が得られます。

◯効果

自然の中には、フィトンチッドと呼ばれるリラックス効果のある物質が存在します。また、自然の風景や音は、五感を刺激し、心を落ち着かせる効果があります。都会に住んでいる場合は、近くの公園や植物園など、自然に触れられる場所を探してみましょう。

これらの不安対策は、すぐに効果が現れるものではありませんが、継続することで、徐々に不安を軽減し、心の安定を取り戻すことができます。

焦らず、自分に合った方法を見つけ、無理なく続けていくのが良いです。

僕自身、今回ご紹介したものをやっていますが、
特にオススメなのが、

『瞑想』

です。

瞑想は継続するのが難しいですが、
継続できればその効果は半端ないです。

瞑想は不安対策と同時に、
脳の機能を鍛えてくれる効果もあります。

続ければ続けるほど、
パフォーマンスの進化を実感できるはずです。

毎日、スマホを触る代わりに10分間瞑想を続けてみて下さい。

必ず効果を実感できるはずです。


ということで、
今回は「不安」について解説してみました。


公式ラインをやっているので、
感想やご質問があればお気軽にご連絡下さい。

公式ライン限定の情報も配信していきます。


それでは、

最後まで読んで頂きありがとうございました!


シン

◯プロフィール

脱会社に向けて挑戦を続ける34歳会社員。

28歳で仕事を辞めて「公認会計士試験」への挑戦を決意。

受験中、父親が癌になり、母親が倒れ、自身には60万円の手術が必要になるなどアクシデントが続き2年連続の不合格。

貯金がなくなり、30歳からウーバーイーツを始め、チャリを漕いで生活費を稼ぎながら勉強を継続。

31歳で念願の合格を手にし、
世界最大手の監査法人に就職。

必死に努力して会計士になるも、会計士の仕事が全く自分に合わず苦しい毎日が続く。

32歳で子供が産まれるも、残業の毎日で子供との時間を作れない環境、仕事でメンタルを落とす自分に嫌気がさし、会計士を捨て好きな事で生きていく事を決意。

2024年 脱サラ目指してストイックに挑戦

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