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『就活術』周りと差がつく3つの行動
アレンジのしようがない髪型にナチュラルメイク。どこにでもある黒のスーツに黒のパンプス、黒のバッグの三点セット。
持って生まれた顔と名前、背格好や声以外、他の人との差があまりつかないのが残念でしょうがない就活スタイル。
自分らしく就活をしたかった私も、こればっかりは悩みどころでした。
でも、だからこそ見えてくる内面の輝きは大きな差になるのだと今なら言えます。
さて、今回は、周りと差がつく3つの行動について、紹介していきたいと思います。
『就活術』シリーズでは、
・就活が楽しかった!
・面接対策、ES添削、SPI対策一切なし!
・大学のキャリアセンターは履歴書をもらうだけ!
・5年目の春も会社が好きなまま!
な私が、就活生や転職を考えている人に向けて、
自己流の考え方やテクニックを発信しています。
少しでも参考になれば幸いです◎
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結論から言いましょう。
ずばり、ポイントは以下の3つです。
1.素早い反応
2.自己開示
3.先を考えた行動
では、1つずつ見ていきましょう。
◆1.素早い反応◆
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最初に訂正しておくと、素早い「回答」ではありません。「反応」です。
例えば、メールの返信。
会社から来たメールが質問形式のメールではなくても、「不要」と明記されていない限りは、お礼であったり、感想であったり、何かしらのリアクションを返すのが◎です。
送った相手は大抵、届いたかな?ちゃんと伝わったかな?どう感じたなかな?と、送ってからあれこれ考えています。
だから、たった一言であっても、見たよ!了解したよ!これ分かりづらいかも!これめっちゃ良いね!ちょっと考えさせて!という反応があれば、プラスの反応でもマイナスの反応でも、たとえ言葉が砕けていても嬉しいものです。
LINEの既読スルーは辛いですよね。それと一緒です。スタンプ1個送っとくかーくらいの気持ちで返信してあげましょう笑
LINEならまだ既読が付けば、見てくれてはいるんなだなーと分かりますが、メールは既読機能なんてありませんので、可能な限り返信すると好印象になると思います。
そして、ポイントは、なるべく早くする事です。
送ってすぐは、相手の心もホットなので、相手の関心が高いうちにリアクションするのが吉と出ます。
遅くても1日以内には返信できると良いと思います。
授業やバイトがあってどれだけ忙しくても、気になる会社に返信する3分くらいは、確保できるんじゃないでしょうか?
メールとかLINEとか苦手な方もいると思いますが、社会人になったら苦手だから…なんて言ってられません笑
休みでもない限り、1日以上放置していたら「あのメール見た?」と聞かれます。。
ちなみに、同期に聞いた、仕事をしやすい人ランキング第1位は、「返信が早い人」でした。
ぜひ、今のうちから身につけていきましょう!
また、面接中もテンポ良いレスポンスが大事です。
面接って、きちんと綺麗な回答をしなきゃ!と思って、考えて考えて"間"をあけてしまう事がありますよね。
でも、"間"はあけばあくほど、温度や鮮度が落ちていきます。
なので、ぱっと思いついたインスピレーションのような感覚を伝えるのが大切です。
考えて綺麗な日本語にすればするほど、言葉から自分らしさは消え、在り来りな言葉になってしまいがちです。
自分の言葉で話すためにも、綺麗な日本語じゃなくて良いので、心に浮かんだ言葉を相手に伝えられると良いと思います。
もちろん、あまりにも支離滅裂だと相手も困るので程々に…ですが、緊張して固くなって何も話せないよりは全然良いです!
すぐに答えが出ない場合、質問の意図を聞いてみたり、少し考えさせてくださいと素直に言うのも、私はありだと思っています。
※実際にした事がありますが別に嫌な顔はされませんでした。
面接中の"間"は自分を苦しめるだけなので、ぜひ回避していきましょう!
◆2.自己開示◆
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これは文字通り、自分を出していこうぜ!って話です。
面接中は言われなくても誰でも自己開示をすると思うのですが、差が出るのは、集団でいる時や、相手の話を聞いている時です。
◎集団でいる時
集団でいる時も、大きく分けると、発言権がある時とない時に分かれます。
発言権がある時には、グループワークや座談会の質問コーナー等が挙げられます。
グループワークは、まぁ、、頑張ってください笑
私が思うに、座談会の時がポイントです。
座談会で質問をされる側だったので分かるのですが、座談会って色んな就活生から色んな角度の質問を受けるので、社員は結構、頭フル回転で挑んでいるんですね笑
だから、どの子がどんな質問をしてくれたか、正直覚えていない事があります。。
それだと、せっかく質問したのにもったいないですよね?
そこで大事なのは、自己開示です。
ただの質疑応答で終わってはもったいないので、質問とお礼の際に一言でも良いので自己開示を入れてみましょう。
例えば、聞きたい事の前に「自分は〜〜〜だと考えているのですが、〜〜〜ですか?」と自分の考えを入れてみたり、お礼の際に「〜〜〜って事ですね。ありがとうございます!」と自分の理解を添えてみたり。
一言増えるだけで、社員は一呼吸でき、その間はその子の事を見るので、プラスアルファで記憶に残ります。
また、質問への回答に追加質問をしてみたりすると、より理解しようとしている姿勢が感じられ、とても好印象です。
ただ、注意すべきなのは、オウム返しをしてしまう事です。相手の言葉をなぞるのではなく、自分の言葉で返せると、印象はぐっと変わります。
ここは実は、間違っていても良いんです。
間違っていたら、社員は伝わってなかったんだなーと思って伝え直してくれるので。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
次に、発言権のない時ですが、頷きや顔の表情で自己開示をします。
これをしているのとしていないので、思った以上に話している側の印象は変わるので、ぜひ意識してみてほしいです。
わざとらしさは見せないように、賢そうにうんうんなるほどーと、会話のテンポに合わせてくれる学生さんは、話していて心地好いです。
無言で好印象を与えられるなんてお得じゃないですか?
こちらもぜひ、試してみてください。
◎相手の話を聞いている時
これは、先程の発言権のない時と一緒で、頷きと表情でのリアクションが大事です。
ただ、一対一や少人数の時は、相槌や理解を示す返し、分からなかった点や深掘りしたい点への質問もしてみると良いと思います。
会社も、良い子ちゃんを採用したい訳ではありません。
自分の会社をきちんと理解した上で好んでくれる子の中からマッチする子を採用したいのです。
だから、ただ静かに聞いているのではなく、理解している姿や理解しようと努力する行動は相手に好印象を与えます。
会社説明会が分かりやすいとは言え、全部まるっと分かるなんて無理があるのですから、質問はあって当然です。
恥ずかしがらずに、自分が分からない事を開示して、相手をより知る機会へと繋げていきましょう!
◆3.先を考えた行動
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これはちょっと難易度が高いかもしれないのですが、会社側は結構差を感じる部分かと思います。
私がよく感じるのは、Matcherで学生とやり取りをしている時です。
私からやり取りの流れをコントロールしないといけない学生さんと、私が受け身でも流れをコントロールしてくれる学生さんの2つに、かなり大きく分かれます。
そして、断然後者の方が接しやすいのです。
Matcherは、社会人がプランを提示し、学生がプランに興味を持てば連絡してくるというシステムなのですが、まず最初のゴールは、面談の約束になると思います。
OBOG訪問てやつですね。大学縛りとかはないですが。
それまでの流れでも、
・何者なのか?
・何故会いたいのか
・何を聞きたいのか(ざっくりな方針)
・いつ頃の面談を希望しているのか
・対面?オンライン?文章のみのやり取りなのか?
・オンラインだったらツールは何を使う?
・Zoomだったらリンクはどうする?
とかとか、考えると意外と共有しておく事や決めておく事があるはずです。
そういうのを、こちらから選択肢を提示して聞かないと話が進まない学生さんと、(言い方が悪いですが)勝手に色々進めてくれる学生さんに分かれるんですよね。
慣れ、と言ってしまえば慣れなのかもしれませんし、社会人なんだからそのくらいはやってくれ、という話なのかもしれません。
しかし、これが学生のうちに言われなくてもできているかできていないかは、大きな差になります。
Matcherに限らず、就活の場や仕事をしていく上で、次の事や相手の事を考え、行動できる人は絶対に"できる人"になっていきます。
難しいかもしれませんが、受け身になるのではなく、少し先を考えた能動的な行動を取ってみてください。
社会人の目には、お!?と映るはずです。
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いつも通り長くなりましたが笑、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
私は実は、就活生の時には気付けなかった観点ですが、社会人になって学生と接する側になると感じる観点を、綴らせていただきました。
少しでも参考になれば、幸いです。