『就活術』コピペをやめるべし。
『就活術』シリーズでは、
・就活が楽しかった!
・面接対策、ES添削、SPI対策一切なし!
・大学のキャリアセンターは履歴書をもらうだけ!
・5年目の春も会社が好きなまま!
な私が、就活生や転職を考えている人に向けて、
自己流の考え方やテクニックを発信しています。
少しでも参考になれば幸いです◎
◆劇的に長い前置き
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デジタル化が進む中で減った動作の一つは
「書く」という動作ではないでしょうか。
私だってデジタルを使いたい派です。
アナログで特に厄介なのは
書き直しが発生してしまった時です。
あれは本当にモチベと時間をロスしまくります。
私が高校生の頃。。
化学の先生が黒板というキャンバスに
理解不能な化学式を左上から右下まで
びっしり書き出したかと思えば、途中で
あ、ちげーや.........( •´д•` )
と呟き、書いていた化学式を半分以上
黒板消しでサラッと消した時の絶望感。
あれは、、忘れられません。
こっちはノートなんですけどもーーー(゚ロ゚)
と、消しゴム片手にぶつくさ言った記憶は
全然良きじゃない思い出です。
そう、アナログにおける書き直しとは
ひたすらに苦痛なのです。
ただ、この経験から1つ学べる事があります。
それは、私が先生の板書を
ただ写していただけであると気付いた事です。
あ、当時は気付いていません。
当時は全部先生の責任にしていました。
この写すという作業では
理解するという過程をすっ飛ばしているんですよね。
高校生の私は、より綺麗に書く事くらいしか
意識していなかったんですよね。
理解しないで書いたノートなんて
ただ写メったのと大して差はありません。
それでも写メるなんて許されなかったので
ひたすらに書き写していましたが
本当に意味のない作業だったと思います。
◆コピーアンドペースト
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さて、前置きの高校時代の思い出は
ここに繋がる訳ですが、
皆さん、コピペってした事あります?
私はよーーーくお世話になっております。
あの時の板書だって
コピペできればどれほど楽だった事か('A`)
誰かの何かをサラッと読んで
は〜、ふ〜ん、なるほどねと思ったら
カーソルをピーッと引っ張ってCtrl+Cを押して
自分の持ち場に戻ってCtrl+Vを押しちゃえば
自分の成果になる訳です。
素敵な機能ですよね。
ただこれ、この作業をした人って大抵
ちゃんとは理解していないと思うんですよね。
私は職場の先輩にこう言われた事があります。
「理解してないから話せないんだよ」
と。
(どんなトーンだったかは皆さんの受け取り方に任せます←)
当時、社会人1年目だった私には
製品のマニュアルを読んで学び
学んだ内容を先輩に発表するという
課題が課されていました。
日本製の製品なので
マニュアルも割としっかりしていて
テレビは叩けば直ると信じていた私でも
それなりに、は〜、ふ〜ん、なるほどね
となるように書かれていました。
けれど、いざ先輩の前で発表しようとしても
マニュアル通りの言葉しか出てこず
じゃあそれは何?どういう意味?と聞かれても
返事ができなかったんですね。
その時、あの言葉を言われたのです。
あー、私、分かってないんだ(。_。)………
って、色々突っ込まれて初めて気付いたんです。
サラッと読んで、ふ〜んと分かるのは
分かった、と言わないんですよね。
知識を売りにする仕事だから
先輩もここまで厳しくしてくれた訳ですが
これって何事にでも当てはまると思うんです。
どこかから取ってきて貼り付けたものなど
自分のものに、ならないんですよ。
私もコピペという便利機能は超使いますが
コピペしたものは本当に自分のものになったのか?
と、私は自分に問うようにしています。
◆就活だって
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就活でも、コピペは厳禁です。
ネット上に転がっているESのテンプレートや
流用できるように用意した自己紹介文。
コピペして使えば良いかもですが
それは本当に自分の言葉なんでしょうか?
使い慣れない誰かの言葉で包んだとして
それは本当に自分の想いをちゃんと
伝えられる言葉なんでしょうか?
会社ごとに見ている箇所も雰囲気も違うのに
同じものをそのまま使えるんでしょうか?
言葉は、温度を持っています。
口頭の時はそれがダイレクトに伝わるし
文面でもある程度伝わります。
大変かもしれないけど
自分をよく見て、会社をよく見て
心に浮かぶ言葉を紡ぐ。
その言葉は、確かな温度を持って
面接官や書類を見る人に届きます。
今まで、Matcher経由で多くの学生さんと
お話させていただく機会がありましたが
それができる子の方が面白く魅力的で
「一緒に働いてみたい」と思わせてくれるんですよね。
ぜひ、
コピペではない、自分がその時々に紡ぐ言葉で
想いの丈を語り、相手の心を動かし
欲しい未来を手にする皆さんになってほしいと
心から願っています。