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シンプル投資〜ポートフォリオ一本化〜

前回記事で投資信託などの種類について書きましたが、今回はシンプルな投資手法について。

低リスク・時間をかけない投資として、長期でインデックス投資をするまでは決めたけど、「じゃあ、肝心な購入商品やポートフォリオは何を選んだらいいの?」という私のような20代の人に向けて書きます。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 一本化

結論を先に言うと、ただそれだけ。この商品だけに投資すればOKです。では、順番に説明していきますね。

最初に投資の王道は、①長期 ②分散 ③積立 ④リバランス ⑤配当再投資と言われています。この5つのうち、長期で定額積立にてインデックス投資をするのであれば、①長期③積立⑤配当再投資はクリアーしているので、②分散 ④リバランスというフィルターをかけて見ていこうと思います。

■ eMAXIS Slimとは

業界最低水準の運用コストを将来に渡って目指し続けるファンドです。

正直、商品のコンセプトが明快で気持ちがいいので、これだけでも買ってもいいかなと思うのですが、実際に長期投資をする上で逆に買ってはいけない投資信託の特徴を2つ挙げると、

1. 手数料が高い投資信託 2. 純資産額が減少している投資信託  です。

その点、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、信託報酬0.1144%

主要なインデックスファンドであるeMAXIS Slim米国株式(S&P 500)が0.0968%、楽天全世界株式インデックスファンド(VT)が0.193%なので信託報酬相場は0.09%〜0.19%。要するに0.19%未満で選べれば優秀でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)はクリア。

また、純資産額に関しても購入数は増加傾向であり、運用会社も三菱UFJ国際投信なので運用にも大きな心配はないと思います。

※ちなみに補足として、インデックスのベンチマークは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスで、前述のVTとは異なり、小型株の占める割合が少ないですが、トータルパフォーマンスには大きな影響なし。


■ 世界中の株式に分散投資

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次にeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は、日本・先進国・新興国の株式3000銘柄くらいの詰め合わせパックになります。シンプルに言うと、この投資信託を一本買うだけで「世界中の株式に投資できる」ということ。

ここで②分散という点で見てみると、
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を一本買うだけで株式クラスでは米国の割合が大きいとはいえ他の先進国、新興国など全世界に十分エリア分散できている。アセットクラスでは、株式100%で債券や金などに分散投資はしていないが、20代という年齢のレイヤーで話すと、まだまだリスクを取れる段階でもあり、ポートフォリオの規模を大きくすることができたタイミングで、アセット分散を徹底すれば良いというのが私の紹介するシンプル投資のスタンスです。

また、④リバランスの点でも、時価総額加重平均でほったらかしでリバランスしてくれます。


■ つみたてNISAとも相性抜群

20年間という長期で運用する、つみたてNISAでも運用可能商品としてeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)はピックアップされているので、特定口座とつみたてNISA口座を同時運用した場合でも投資商品を一本化できます。

※つみたてNISA or NISAで迷っている場合、20年間運用すると、つみたてNISAのリターンが上回るので目的が老後資金なのであれば、つみたてNISA
で良いのでは、と思います。


ということで、
投資を始めたいけど一歩踏み出せずにいるという人へ
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 一本化という選択肢を。

Simple is bestは全てにおいてスタートしやすくて長続きしやすい鉄則なのではないかな、と思います。

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