「ミルフィーユ」なんて言うから油断したよ/タント紙
先日、こんなツイートをした。
もし「色数がたんと(たくさん)あるからタント紙ですよ~」ってのを信じてたって方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。
ここに謹んで訂正させていただきます。
と。
気を取り直して。
日本語かイタリア語かの違いはあるけれど
色数がたくさん
ってことには間違いのないタント紙。
ペーパークイリングできれいな渦を出したい時は別だけど、それ以外なら、正直、100均の色画用紙でも十分……。
だとは思う。
それでも私がタント紙を使い続けているのは、やっぱりこの色の豊富さ。
次は何色を使おうかな♪
って考えるだけでも、紙工作がぐんと楽しくなる。
今までは近所のショップで必要な色だけを3枚とか5枚とか、その程度の枚数ずつ買っていたのだが、悲しいかな、近頃では紙売場が年々縮小されていってしまい、ついにはめぼしい色以外は「お取り寄せ」となってしまった。
しかも発注単位は1色につき11枚から。
うぅぅ、ちょっと不便。
けれど今更タント紙をやめるなんて考えられないから
お取り寄せできるだけでもラッキー♪
と気持ちを切り替えて、タント紙13色を注文した。
で、届いたのがこちら。
あれ、コピー用紙が来たのかな?
と思うくらいの厚み。
それでもワクワクしながら包みを解くと。
じゃ~ん!
地層もかくやと思うようなシマシマ出現。
そういえば、注文する時に店員さんが
「ミルフィールみたいになるけど、いいですか?」
って言っていたのはこのことか。
ミルフィーユなんて可愛いワードを使うから何となく聞き流しちゃったけど。
「地層みたいになるけどいいですか?」
って聞いてくれたら、もう少し心にひっかかっていたかもしれない。
たしか、注文に応じて大きい1枚の紙を希望サイズにカットするんだとかで、10色注文したら10枚重ねて一気にカット!するからどうしてもシマシマになっちゃう……みたいな話、だったかな。
うん。
確かにちゃんと説明されて、私も理解した上で注文したんだけど、こうして実物を目にすると
ミルフィーユは言い過ぎ。
だと思う。
断じてそんなに可愛くはない。
今回は13色注文したので、この子たちをテーブルにいったん広げて、それから色別にまとめてあげないといけない。
13色×11枚。
143枚……。
君はミルフィーユなんかじゃない。
やっぱり地層だ。