あなたの繊細さが愛おしい

タイトルに惹かれてマリリン・モンローの生き様を描いた本を買った。
忘れずに生きていきたいと感じた一節を、備忘録として残しておこうと思う。

"女であることを意識して、女であることを受け入れ、女であることを認めて、女として生きる。それを自然に行う。そのときはじめて、マリリンが言うように、女としての性が輝く。セックス・アピールがその人の内部から自然に輝き出て、魅力となる。"


仕事に打ち込みたい、仕事に生きたいと思っていた自分にとても刺さった一節だった。やはり子供を産み、育てるのは女の役目であり、そういった面では仕事においては女は男には勝てない。まだ幼い子供が熱を出した時、子供は母を欲し、かつて自分たちもそうしてもらったように母の存在が安らぎなのだろう。
また、子供を産み、育てることも女にとっては人生においての必要な仕事なのだとも感じた。
これは私の役目―。日々の代わり映えない地道な育児に疲弊して、まだ仕事に生きたい自分もいることは否めないが、受け入れたいと思った。
育児が嫌なわけではないけど仕事に生きたい女の人、私以外にもいっぱいいるんじゃないかな。

"思い立って行動に移せば、誰でもその瞬間から「新しい女」になれる。住む場所や仕事をする場所を変えるでもいい、そこから新しい人生がはじめられる。ただ、人は何かを得れば何かを失うようにできている。覚悟が必要だ。"


大切な何かを得た時、惜しくも大切な何かを手放さなければいけない時がある。大切な何かを得た時、大切な何かを手放す覚悟が必要。
私においては大切な夫と子供、家庭を手に入れた代償にキャリアを手放した。でも自分で選んだ選択だ。
大切な何かを失ったということは、大切な何かを得たということ、忘れずにいたい。

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