2024年のあれこれ

2024年も終わりになりますね。
今年も大量にマンガを読みました。今年はkindleで190冊程度読んだらしいのですが、昨年紹介したのは悪役令嬢という絞りまくったカテゴリーだったので、今年は少し一般的なものも含めてご紹介でも。

年末年始に大量に暇が出来た、実家に居てもやることねー。という時間がありあまる方が居れば時間つぶしのお供にでも。
趣味趣向は偏っておりますのでご了承を。

昨年の長文解説付き悪役令嬢カテゴリー漫画紹介は下記にて。
2023年のあれこれ
※読み返したら前半漫画じゃなくて全力でbeatbox紹介してましたね。。。

後半は音楽。そしてゲーム少々。
気になる部分だけでも読む機会があれば。
では本編。



大人でも読めるマンガが読みたいぜー な方たちへ

ジャンル:ドラマ・アート・青春

#波よ聞いてくれ

ひょんなことからスープカレー屋のバイトから地方ラジオDJになった(はめられた)鼓田ミナレ。

ドラマ的な事件にも足をつっこみながら、濃ゆい周辺の人間関係に振り回されながら、ラジオDJとして成り立っていけるのかー。的な。ラジオ局のリアルと少し非現実的なドラマ展開と、その少し非現実的でありながら入り込める展開とか、鼓田ミナレのナイストークとか。が読みどころです。

#ブルーピリオド

陽キャ高校2年生。頭が良く、悪ぶってながらも世渡りが上手い、でも生活には感動もなく、空虚を隠しながら生活してた矢口八虎。

たまたま美術部の先輩の絵に衝撃を受け、美術の課題で自分でも絵で感情は表現出来るのか、と誰にも伝えず描いた結果、一部の友人には絵の真意が届いたことにより、唐突に美術の大学を目指す。

というちょっと自分の音大を目指した感覚に似ていて興味を持った作品。
美術とは。芸術とは。目指し、学び、受験し、苦難し、もがく。

#BLUE GIANT

高校生の友人と小さなライブハウスでジャズ聞いたことから、ジャズプレイヤーになりたい!と思い、自分は絶対世界一のジャズプレイヤーになる。と心に決め毎日土手で練習を続ける宮本 大。

ジャズのCDを聞き漁り、絶対に世界一のジャズプレイヤーなれると信じ続け、誰よりも、いつでも、雨でも雪でもサックスの練習を欠かさずに繰り返し続ける。

理論も知らず、楽譜も理解できていなく、ヒアリングだけで進み続けた結果、はちゃめちゃな演奏ではあるものの、常に全力で吹きつづける異常な迫力に気づき始める周囲。

ジャズに魅せられ、ジャズを信じ、ジャズを理解し、ジャズプレイヤーに成長する青年の物語。

ちなみに成長段階に合わせて現在4部作ほど作品は展開。映画化もされた有名作品。作者は「岳 みんなの山」も描いた石塚真一。ちなみに岳も素晴らしい作品です。

#あくまでクジャクの話です

この作品はあらすじではなく少し解説チックなご紹介。少し柔らかめな青年コメディ漫画作品のため年齢層は少し下かも。

生物「学」部 の女生徒と、男子=強くあるべき、という男像を目指している中世的な男性教師のコメディ漫画。
この作品の優秀な点は「あくまでクジャクの話です。」というタイトルにつきると思ってます。
このタイトルにしよう、としたのは作者なのか編集者なのか。ネーミングって重要なんだなーと思った作品でしたのでご紹介。

タイトルが記号化せずに、真意がタイトルに変換できている上で、直接的な意味ではない。
ぱっと見の興味を引くネーミング、意味はそれだけでは分からない、意味がわかっても後々もリマインドされる。
ほら、筆者は熱々と語っているよ!ねぇ一度読んでみよっかなー、という興味もあって良いんじゃないですか?ないですか。そうですか。

少年漫画も好きですよー。頭からっぽにしてマンガって読みたいじゃん。な方へ

ジャンル:異世界・ファンタジー・SF

#凶乱令嬢ニア・リストン

前世では武人と呼ばれるほどの、向かうところ敵なしであった魂が、病気で瀕死だった貴族令嬢(幼女)の身体に入ってしまったところから始まる。
前世の記憶はないものの、戦いの中で生きていたという朧気な経験記憶があり、貴族令嬢(幼女)としても正しく生きて行こうと誓いつつも、武人の衝動が抑えきれない、という異世界ファンタジー的展開。
強すぎる幼女、お茶目(?)な幼女、主人公のニア・リストンの可愛さが全てです。

SPYFAMILYって漫画(またはアニメ)面白いなー。と思ったことがある人なら読んでみるべしです。

デザイナー的視点としては、主人公の顔の作画や周辺背景の作画に注目。
作画されているパーツは少ないはずなのに、キャラクターの顔が頭にすっと入ってくる。
特に「目」だけが明確に描かれているのにもかかわらずキャラクターの表情が分かりやすく認識できる。とにかく作画力が素晴らしい。

漫画上略されたり、違和感があったりする衣服や装飾、インテリアや建築など、精緻に描かれているのもすごい。

真面目なコマ進行に対して不真面目さをタイミング良く入れてくる描き分けが読み手を飽きさせなく、延々とテンポが良いため何回も繰り返し読める、ちなみに今年ナンバーワンのマンガかと。一押しです。

#魔術師クノンは見えている

上で紹介した作品と原作者が同じ漫画です。原作は南野海風。
内容は異世界・ファンタジーといったジャンルは同じですが、作家は同じで漫画家が違うといえど、作品・作風という全体の雰囲気は似ていますね。

ズレた紳士感を持つ、目の見えない少年魔術師クノンが、ズレた紳士感を周囲にまき散らしながら魔術の深淵を覗くために成長していく、なんてストーリーですが原作のストーリーが良いのでしょう。とても読みやすい。

原作作品の質って重要なんだなと。そしてその原作者の意図を的確に漫画にできる漫画家ってすごいなと、二作品同じ原作者の漫画に出会ってそう思った2024年でした。

#愛さないと言われましても

前世は森に住む異形の見た目の魔王、魔王は討伐されてしまい転生した先が伯爵令嬢だった。

転生後の姿は可愛らしい令嬢ではあるものの、魔王の瞳と同じ金色の瞳を持ってしまったアビゲイルは、転生後の令嬢生活では畏怖され家族からも冷遇される。

前世が異形の魔王だったために、人間としての感情が薄く、冷遇されていることにも動じない。

そんなアビーに婚約の話が舞い込むが、それも愛のない政略結婚だった。
といった正直良くある(?)、良くありそうなテンプレ的な転生ストーリな紹介を書きましたが、アビーの感情の薄さと、周囲との感情の温度差。人間味の少ない主人公とのズレたハチャメチャコメディ要素、徐々に徐々にアビーに読者も振り回されていく展開が面白い。これぞ頭からっぽで読めるコメディ漫画かなと。

キーボード打つのも疲れてきたので2024年は漫画紹介はここまで。

全然関係ないですが、キーボードはこれをキーキャップカスタムして使ってます。打つの疲れた原因は打鍵荷重の重さを45gにしたのが理由ですが、文字撃つためじゃなく、ゲームで人撃つために買ったキーボードなので後悔はしてない。多分。

realforce GX1

去年も紹介したのですが、唐突にお気に入りbeatboxの動画を紹介してみましょうか。
beatboxとはなんぞや、な人は昨年の記事を参考にしていただければ。
そして紹介しているアーティストは去年も紹介したJairo。
人が出していい音じゃないんですよね。相変わらず。

あとyoutbeの音楽動画で2024年お気に入りも少々紹介しておきますね。

2024年お気に入りbeatbox

#Jairo GBB2023 Elimination (One Last Kiss-Get Lucky-Fuego/Beatbox Remix)

エヴァンゲリオン(宇多田ヒカル)から始まるのは卑怯。

#Begin By Letting Go(Etherwood)-Beatbox Remix by Jairo

短いんだよ!もっと聴かせろ!と言いたくなる完成された作品。

この動画の撮影場所、東京オフィスの無茶近くなんですよね。
動画見た時に「あの地下道じゃん!」ってなりましてね、嬉しくなりましたね。

南平台セブンイレブンの前の地下道です。

最後はボーカルの無気力声が気に入ってるヒップホップbeatboxクルー

#ヨコノリRecords - Keepin‘ Fresh【Studio Live

なんかスチャダラパー現代進化版というか、いや違うか。

2024年お気に入りyoutube音楽

梅田サイファー - Rodeo13 / THE FIRST TAKE

R指定本当に口どうなってるの。

[XG TAPE #2 ] GALZ XYPHER (COCONA, MAYA, HARVEY, JURIN)

見てみろよ南。ウソみたいだろ。これ全員日本人なんだぜ。。。

最後にゲーム

身内用記事なので身内は知ってる人も多少居ると思いますが、筆者はゲームをかなりやります。やりまくってます。特に人を銃で撃つジャンルという子供に悪影響しかないゲームをやりまくってまして。

と同時にゲームの世界大会も良く見るんですよね。
世界大会って頂点なわけなんですよ。そのゲームにおいて世界一を決めるんですよ。あたりまえですが。

で、ゲームですごいプレイってどういうことなの?がゲームの趣旨がわからなくとも理解できるスーパープレイ集をひとつ。
興味があれば流し見でも。

PRIMMIE - ART OF AIMBOT | VALORANT MONTAGE

Valorantというゲームタイトル。PRIMMIEという選手です。このゲームでは単純に頭に弾を当てれば大概相手を倒せますが、反射神経で頭に正確に照準を合わせる技術が狂ってます。

よくわからないおまけと共にメモ書き程度の書きなぐりでしたね。
色々と横道それまくりながらでした。
2025年も興味を持ったものをどんどん調べて行こうと思ってます。
読んでくださった方、みなさま良いお年を。


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