【図解】暗号通貨の合意形成アルゴリズム
暗号通貨のおもしろいところの一つとして合意形成アルゴリズムにあると思っているのですが、PoWやらPoSやら横文字が多くてとっつきづらいので自分なりに図解してみました。
PoWとは
ビットコインなどで採用されているPoW。
「強きものが利益を得る」という人の欲望をうまく刺激してるが、設備投資費や電気代がかかりすぎるので、相場が急落したり、マイニング量の半減などで成り立たなくなる恐れがあり、個人的には持続可能で健康的な仕組みではない気がしています。
PoSとは
イーサリアムは今はPoWですが、将来的にはPoSに移行するといわれています。こちらも人の欲をうまく利用していますが、富がある箇所に、より富が集中していく仕組みなので、後参入にはうまみがなく、若干ねずみ講的な印象があるので個人的には好きではありません。
PoIとは
個人的に今の暗号通貨の中で最も平等で将来性を感じる仕組みはPoIです。暗号通貨は価格が高騰しているので投機に注目が集まりがちですが、通貨なので価値交換として実用的でないといずれ廃れてしまいます。
そういう点でPoIは流通させることを重視した仕組みなので、通貨として利用されている未来を想像しやすいです。
PoCとは
暗号通貨の良さは、中央集権的存在がいなくても成り立つところだと思うのですが、PoCはそこから逆行しています。ですが、中央集権的存在がいることによって安定感があるのも事実なので、残っていく仕組みかなと思っています。
その証として、Google、トヨタ、三菱東京などの世界中の大手企業と最も提携が進んでいる通貨といえます。
まとめ
個人的には法定通貨がリップルに置き換わってメイン通貨となり、NEMなどのPoIが流通をより活性化させるサブ通貨となってほしいと思ってます。
自分もまだ勉強し始めたばかりなので理解しきれているとは言えませんが、少しずつ理解を深めていきたいと思います。参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?