天国の唄
4月6日
おだやかな
やすらぎのなかで眠りについた
なにかに包まれているような
こことは違う
もっと軽やかな
繭のようなもののうえで
眠りについた
おだやかな
やすらぎのなかで目がさめた
鳥の唄声とともに
。
いつもにまして
ものすごく
高くて歓びに舞いおどるように
今日という日を祝福しあっていた
まだ眠りのなかにいるわたしには
平和の音 天国の唄のように聴こえた
今日という日は 楽園のようだった
いつもと変わらない風景
いつもと変わらい朝
だけど
ここは楽園だなって感じていた
お隣さんの庭の木々は
春がめぐるたびに
色がふえて
ほほえんで
そこにいつもいてくれる
今日もこの部屋からみえる
海の宝石は
白いあわと共にきらきらのつぶが
はねあっている
そしたらさ
空には 幻日 があらわれてくれた
いいことあるよ
。
いいことあるね
。
なにかがあるような気がした
どこにいっても
なにかと理由をつけたがって
次の居場所を
探し求めがちだったけれど
今いさせてもらってる
ここが 思うような楽園ではないけれど
〝楽園〟だと感じるようになれたわたしに
おめでとう
そして
ありがとう
ここでもいいけれど
ここじゃなくてもいい
。
そんな安らぎが
ここにあるということを知れた今日が
うれしいです
わたしが
ずっと
さがしもとめていたものは
やすらぎ や ぬくもり
だったのかもしれない
おおきくゆえば
それを
あんしん
とゆうのかもしれない
。
あんしんできる
ひと や もの や ばしょ を
さがしておっかけてつかめたとき
うれしくてはなしたくなくて
たいせつにかかえこんでしまっていたのは
わたしがあんしんのなかで
ただただ生きていたかったからだろう
おえばおうほど つかめないものなの
。
あんしん をひとやもの
みえるもの や かたちあるものに
もとめるのならば
まずはわたしが
あんしん かんじて生きればいい
わたしがそうなれたとき
きっと
もーっと のびのびとわらって
かいほうされて
愛し愛され だきしめあい
じゆうに なみにのって
ぬくもり 感じあいながら
安らぎのなかで
生きていくことができる
。
だいじょうぶ
。
ありがとうございます🥰