ふたつのまたたき
たまに私は
自分の人生を抱きしめたくなる。
それは
いつもふとした時。
それは
だいすきなピアノの音色を聴いてるとき?
安心する音を聴いてるときかもな
あぁ だいすきよ
こぼれる想いは
ときを超えて今とてもかろやかなものなのよ。
今日も
これまでも
あしたも、あさっても。
月日がたてばたつほど
ここにのこってるものがね
なんだか
かるくてやさしいものなのよ。
たとえ
あなたがどこか遠くの遠くの方の星に
行ってしまったとしても
わたしは
あなたを
あいしてるのだとおもう。
それだけはここに誓えて
わたしがわたしに誓えること。
こんなにも こんなにも
ピュアであたたかいものを知れて
わたしは今しあわせです。
もしかしたら
わたしは
この あい を知るためにわかるために
うまれたのかもな。
なぁんて、大袈裟かな。
ピュアであってほしい
この想いも ここに残るものも。
キラっと光るひとつのまたたき
はかなくて
切なくて
だけど
愛おしくて甘い
もう、
カタチあるものは
この物語にもとめてないし
いらないのかもしれない。
それは
肉体をもって
この地球にうまれた私には
とても
さみしくて
はがゆくて
もどかしくて
そんなものになるのかもな。
だけど
そこを超えたものを
もうすぐ見つけることができそうなんだ
そこを超えたから
もらえる
ふたつのまたたき
ありがとう
ここまでわたしを連れてきてくれて。
ありがとう
ここまでそばにいてくれて。
ありがとう
ここまで見守ってくれて。
ありがとう
ここまで愛しつづけてくれて。
わたしもあいしてます。
静かにそっと
わたしだけに聴こえる音で
あいの音を
今日も奏でるよ。
届いているといいな
おやすみなさい
No.508
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