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ドラマ「獣医ドリトル」
動物を扱うドラマというのは本当に大変な苦労があると思います。
芝居専門の動物とはいえ、人間とは違います。 動物のご機嫌によって芝居が止まることもあるでしょう。
動物が懐かなければ、役者さんはいい芝居ができないでしょう。
動物が苦手な役者さんだと、芝居どころではなくなるかもしれません。
例えば、猫や犬だけを扱うドラマは多いけど、このドラマのように、イルカ、馬、うさぎ、イノシシなどなど、、となると物理的にも精神的にも苦労が多いだろうなと想像します。
手術シーンが多いドラマなので、臓器の調達などにも手間とお金がかかりますよね。
動物の問題と、獣医師のトラウマや、親子の断絶などの人間模様を重ね合わせながら進んでいく、見応えのあるストーリーです。
ドリトル先生は、高額な費用を請求する代わりに、高度な技術で動物たちを救うのですが、現実にそのようなことはあるのでしょうか?
いくら愛しているペットとはいえ、手術に100万単位のお金を払える人はそうそういないでしょう。
とはいえドリトルのような人物像は興味深いです。
周りに何を言われても、訴訟を起こされそうになってもぶれずに信念を貫く。 絶対に屈しない。
まあそんな人は稀ですよね。理想像というか。
花菱先生のような、弱さを持ちながらも、懸命に克服していく人間に多くの人は共感を寄せるのでしょう。