男社会と女社会

「旦那さんやお子さんのごはんは大丈夫？」

80代の母のヘルプのために十数年ぶりに3ヶ月実家に帰って、

親戚や実家の近隣の方から心配されたのはそればかりでした。

子どもたちは成人だし、夫も家事できるし
コンビニもUberもあるし
食うことはなんとかなる。

大丈夫だと言っても、それでも心配される。

母は、早く大阪に帰らないとみんなに怒られる。

子どもたちがご飯を食べられなくてひもじい思いをしていると半ば本気で言ってる。

またある日、
TVで高橋一生が料理が好きと言ってるのを
聞いて、母がびっくりしてるんですよ。
結婚してる男がなぜ料理？？と。

母たち世代にとって女は飯炊き係。
飯作ってなんぼ。
料理する男なんて、
仕事できないダメ男とも思ってる。

唖然、愕然。
ジェネレーションギャップ。

男社会という言葉があるけど
女は女で女社会を作ってきたんだと思います。
男が立ち入れない世界。

うちの亭主は家のことなんもしないのよと
文句を言ってるけど
実は男を自分のお城である台所に入れたくない女たち。

息子には茶も淹れさせない。

料理男子とか、イクメンとか
どこの世界の話なんでしょう？

実家周辺の世界は、
まったくの別次元だっのでしょうか？