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ブラマンからのオウム真理教
ブラッディマンデイを見ていると、やはりオウム真理教のことを思い出します。
(ちなみに、シーズン2もparaviで7/20から配信されるそうです。
銀髪のJが素晴らしい。
なにがすごいって悪魔の顔を見せた1秒後に天使になり、また悪魔になる。
天使と悪魔を交互に繊細に行き来しながら、決して、”テロリストJ”の軸はぶれないっていう、、、演技力すごくないですか?皮膚感覚が鋭いですね。)
成宮くんを語りだすと止まらないオタクなので、
オウム真理教の話に戻りますが
若い人たちはオウム事件のことをあまり知らないでしょうけど、一連の流れをずっとリアルタイムで見てきたものとして思うことは、とにかく”嘘”でまるめこまれたということ。
幹部だった上祐さんは、テレビ番組に出演して殺人などの非合法な行為は、決してやっていないと、毎回嘘っぱちを言ってました。
でも、口とパフォーマンスが上手すぎて、
最初は疑っていたコメンテイターたちも、最後にはそこまで言うならやってないのか、、、と言いくるめられること多々。
世間の人々も煙に巻かれるような雰囲気になっていったんです。
まあ検索すればわかりますが、オウム真理教の起こした事件は数多く、死傷者も多数、書籍を読めば、その無慈悲さに胸が痛くなります。
しかし、あれだけの大きな団体が、わりとわかりやすくやっていた犯罪なのに、
世間はものの見事にだまされてしまっていたわけです。
このオウム事件のみならず、
昭和~平成にかけて、国全体が騙され続けた時代だったなと思うんです。
たとえば北朝鮮拉致問題だって、昔は政治家さんたちが、「拉致なんてない」ときっぱり言い切っていたし、それをマスコミも流し続けた。
ロッキード事件の際、証人喚問で「記憶にございません」と言った人もいた。
子供心にも、嘘ついているんだろうなあ、、とおぼろげには感じていた。
しかし、どこかで、大人は嘘をつかないとも思っていた。
でも、嘘だった。
空虚さとか不信感とかを通り越して、失笑するような感覚にとらわれた。
でも、自分だって嘘はついているから、嘘は絶対よくない!と言うつもりはないです。
ただ、人間というものは、案外簡単に騙されるものなんだなと、、、。