映画「真実」
見てよかったです。
映画館には行けなかったけど、アマプラにあって、よかった。
私の長年の憧れの女優さん、ジュリエット・ビノシュが脚本家の役。
そのお母さんがカトリーヌ・ドヌーブで、
映画の中でも往年の女優。
カトリーヌ・ドヌーブは、ほんとわがままな女優なんです。
マネジャーに感謝を表せなくて彼は出て行く。
若年の女優にも棘がある。
娘、娘婿に対しても散々な扱い。
だけど、本当は周りの人に愛されたいし、愛してる。
これまでの人生でたくさん人を裏切ってきた。
心にもないことを言って周りにドン引きされてきた。
でも、それは、心があまりにもピュアだから。
ピュアすぎる人は、なぜか、人とのかかわりで空回りすることがあると思う。損することがあると思う。
ラストで、ジュリエット・ビノシュがお母さんのために脚本を書くんです。
娘(孫)に脚本通りのセリフを言わせて、母親を喜ばせようと。
脚本だからそれは嘘だろ!と思いますか?
それは真実ですか?
これは真実ですか?
たぶん真実。
真実はいつも自分の脚本通りになる。
素晴らしい脚本を書くことができれば
素晴らしい人生が見られる。
素晴らしい景色が見られる。
だから、私もたぶん素晴らしい景色を見ることができると思う。
これから