
ドラマ「コートダジュールN゚10」〜1話完結っていいよね
WOWOWとHuluの共同制作ドラマ
コートダジュールというタイトルとトップ画像から、
女子のロードムービーを想像したのですが、全然違いました。
1話完結 30分×9話。
(通勤電車内でちょっとだけ何か見たいなって時にちょうどいい長さ。)
毎回全く違う設定で、
小林聡美と大島優子が9役をこなし、
個性的な俳優さんが各話ゲスト出演しています。
どの話も、どこにでもありそうな、日常の一コマ。
例えば、 「運動場」
小林聡美と大島優子は小学校の先生。
お絵描きが大好きすぎて学校に行かなくてもいいんじゃないかと考えている小学生とその親(伽奈)。4人のゆるっとした会話。
「私も学校に行かなかった時期があるんですよお。」
「どうしてだったのかなあー」
学校行くべき、こうすべきじゃなく
子どもをありのままに見てくれる先生いいなあ。
私が1番好きな話は 「スナック蟻ヶ崎」
スナックの店主が宮藤官九郎。小林聡美と大島優子はそこの常連客。
たいしておもしろくもないのに、なぜかクスッと笑える会話と雰囲気。
ナポリタンが無性に食べたくなる。
もう一つ好きなのは 「センチメンタルジャーニー」
ドラマの撮影現場の待ち時間中、雑談する3人の俳優。ゲストは柄本時生。
「どうして俳優になったんですか?」
「なんとなく」「たまたま」「呼ばれたから」
「俳優やめようかな」「続けなさいよ」「旅に出れば?」
悩みが大きいような小さいような、人生の選択は大きいような小さいような。
ぼんやりしながら、お酒飲みながら、ゆっくり見られるドラマです。