出展者目線から見たクラフトメイドマルシェ~ジャンルを超えた作家さんとの新たなつながり~
前回の記事では、お客様として初めて参加したクラフトメイドマルシェのご紹介でしたが、今回はお客様から出展者側となって感じたことをお話したいと思います。
初めてのオンラインWSのきっかけに
それまでの私は、WSといえば対面で行うことだけでしたが、マルシェに参加後は、出展者側としてオンラインWSデビューをしてみたいと思うようになりました。パソコン環境があれば、個人でオンラインを実施することも可能ではありますが、ノウハウ0で悪銭苦闘するよりは、勉強会や講座など、初心者向けの導入サポートがある方が、はるかに時間が有効に使えると思ったからです。
あらかじめ録画された講座を受講したり、合間にZOOMを使ったリアル講座での質問会や、ラフに参加できる交流会を通して、スタッフの方、そしてなんといっても作家さんとの交流が始まったのが、後にとても心強い仲間ができることにつながっていきます。
去年の4月に初めてのオンラインWSを開催しましたが、緊張しながらも無事に終了し、その後も定期的に参加するようになりました。オンラインWSについては、過去に詳しく書いた記事があるので、よかったらご覧ください。
講座受講を通して、ブランディングを意識するように
出展者は、マルシェでの作品の「販売」または「WS&販売」を選べるようになっています。初めてのオンラインでも出展準備や情報発信の仕方、販売講座など、きちんとした学びの場があるので、前述したように安心してマルシェ本番を迎えることができました。
そして、マルシェにただ参加し続けるだけではなく、その先の自分のステップアップを意識できる講座がさらに用意されていたことで、ブランディングという言葉にも興味をもつようになりました。
もちろん講座は任意なので、強制されることなく自分がこれからどうしていきたいかを考えられることができたように思います。
3ヶ月~半年程度の余裕をもちながら、独学だけでは完成度の低かったSNS発信やブログ、世界観やコンセプトなどについてアドバイスをいただきながら、修正した方がよい点は修正し、そのままのコンセプトで進み続ければよい部分などはより明確になり、少しずつ整えていくことができるようになりました。
講座受講と並行しながら、百貨店での委託販売や、対面のWSに講師としてオンラインで参加するなど、活躍できる場所を提供していただく機会にも恵まれました。
有料と無料のミックスが継続して続けられるコツ
私は、基本講座から始めて、ブランディング講座を現在も受講中ですが、講座の課題やテストをクリアしたら終わりではないところも、よい点だと感じています。クリアした後も、何かにつまづくことはありますし、そこでまたアドバイスをいただける場があることは、とてもありがたい環境です。
そして、有料講座を受講しなくても、出展者であればどなたでも平等に参加し続けられる仕組みがあることも、初心者の方や、まだブランディングまでは考えられないと悩んでいる方の、心のよりどころにもなるのではないかと思っています。
私も、週1回のペースで、沢山の出展者の方とオンライン上で会える環境となり、まだ1度も対面では会ったことがないのに、1年以上たった今ではとても大切な仲間となりました。参加したくない日、できない日は参加しなくてもよい、というゆるいペースもまたよいのです♪
大人になってからの心強い仲間
同じ課題に取り組む仲間として、そして、ゆるく話せる仲間として、大人になってから心を開いて話せる環境って、なかなかないですよね。
最初は初めましてからの出会いでしたが、それぞれのハンドメイドへのこだわりや、お互いの作品への興味、質問、さらには家族や子供のあるある話など、作家であり母であり、という共通項が絆をより強くしてくれているように感じます。
オンラインだからこそ、全国の作家さんとつながりをもてたこと、そして長く続けられる仕組みがあり、自分が出展者としと成長できる学びの場があること、クラフトメイドマルシェは気軽でありながら、しっかり学べる、とても魅力的な場所です。
まずは、お客様として体験してみませんか?
次回のクラフトメイドマルシェは、9月23日ですが、こちらの出展者募集は既に締切となっています。
次回は12月なので、出展したいなと迷っている方は、是非9月のマルシェに無料入場して、たくさんのお店を巡りながら、まずは雰囲気を味わってみませんか?有料のWS販売はこれからなので、WS出展で検討されている方は、WSに実際に参加してみるのもおすすめです♪
そして、私のWSもまもなく販売開始となりますので、次回はchiyocottonの「WS&販売」内容についてお話したいと思います。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?