「勉強がめっちゃ出来る人」と出来ない自分のメンタルモデルの違いに気づいた話
先日めっちゃくちゃありがたくも YouTube や、『科学的根拠に基づく最高の勉強法』で著名な安川康介先生と対談することができました。自分は単なる先生のファンという感じでいろいろな質問に答えてもらえて役得かつ至高の時間で最高でした。
個人的には勉強法というのは、人生において最高にレバレッジの効くテクニックだと思っているので、下記の本を読んでいない人は人生損していると思いますw この本は人生で読んだ勉強法の本の中で一押しです。
物事を記憶する肝は、アクティブリコールつまり、思い出そうとする事と、反復学習だが、私は反復学習が得意ではなかった。Anki - powerful, intelligent flashcards (ankiweb.net) という有名なアプリがあって、これは学んだことを良いといわれる間隔で復習させてくれるアプリなのだが、この手のツールを使うと、復習Hellというか、勉強沢山したら物凄く復習しないといけないので、復習に圧倒されてしまうという問題がありました。折角頑張って新しいことを勉強しているのに、復習に勉強以上の時間がかかってストレスになっていました。
これを先生に聞いてみました。すると先生の答えは次の様でした。
えええええ!マジっすか… という事は図にすると、牛尾は、「勉強すること」とは新しいことを勉強することが9割でそれを定着させるために時間をとる必要1割があるというイメージだったけど
めっちゃ勉強が出来る安川さんはこんな感じって事ですよね。ああああああ、全然ちゃうやんこれって。先生の言葉を自分なりの解釈で図にすると、新しいこと3学んだら少なくとも2は復習に時間を充てる感じだし、アクティブリコールを反復をすることを考えると割合はもっと多くなる感じなので
つまり、自分は勉強法を学んでおきながら、「反復学習」にかかる時間を甘く見ていたことになる。だから、自分のキャパシティに対して、インプットを制限して、復習にそれぐらいの時間がかかることを想定しておかなければいけなかったんだ。
私はいつも「速くしないと」「速く学ばないと」って思っていて沢山学ぼうとして、それを多分ざるのように忘れていたのだろう。これでは記憶力が悪いと思うのは当然だ。だって、本来反復学習にかける時間をかけていなかったのだから当然だ。50歳超えてやっとこれに気づくとは…しかし、今気づけたなら最高かも!これはめっちゃくちゃ勉強力が上がる予感しかしないで!
私は今期は、自分が開発出来る範囲を増やすためのスピードアップしたかったので、時間をかけてリポジトリやアーキテクチャそしてライブラリを「暗記」をしようとしていたので、マインドセットを安川先生の方法にスイッチして試してみたいと思う。
まぁ、私はこんな感じで自分がダメダメなのでイケてる人を観察してどうしたら自分がイケてるようになれるのかを観察して、それをブログにまとめているのですが、本になって、今もうすぐで9万部ぐらいなので、もしよかったらどうぞ