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何でも出来るKenさんのタイムマネジメント

 日本時代の私の同僚のKenさんはほんま何でもできる。バンドも複数の楽器をやってるし、仕事とかもハッカソンとかするとマイクロソフトの他のエンジニアを圧倒するぐらい凄いもの作るし、ちゃんと結婚もしているし、筋肉もものすごいし、最近写真を始めたようだが、既にものすごいレベルで個展もやったようだ。それどころか、アニメ見たりとかそういうのもする。どこにそんな時間があるのだろうか?
 下記のように以前に彼のメソッドを紹介したときは結構ブログが読まれました。私の友人が知りたいといったのでブログにすることにしました。

 いつもながら、なんでKenさんはあんなに何でもできるねん、しかもそれぞれが高レベルやねんとほんまに思う。今回帰国してKenさんに久々に会ったときに、疑問だった彼のタイムマネジメントについて聞いてみた。

なぜ複数のことを高度にこなせるのか?

 Kenさんは、仕事、家庭、趣味(しかも複数)をすべて高度にやりとげるけど、ストレスがあるようにも見えない。ちなみに、バンドをやって1つの楽器をやるだけでも相当大変である。多分やったことある人はわかるだろう。それを仕事も、他ジャンルもゴリゴリに出来るってなんでやねんと思っていた。だから彼に聞いてみた。

納得いくまで、好きなだけやる

答えはあほらしいほどシンプルだった。

自分のやりたいことを、納得いくまで好きなだけやる。飽きたら違うのに移る。

Kenさん曰く

つまり、何か一つのこと、例えばKenさんの例だと、プログラミングでも、バンドの練習でも、写真でも、どれでも良いので、今一番やりたいやつを、納得いくまで好きなだけやる。飽きるまでやる。らしい。

 私の場合だと、ギターが趣味だけど、ギターを弾いていても、ああ、そろそろ1時間ぐらいたったのでプログラミングか、英語の勉強せねば、、、とか思ってしまうし、そもそも本来どれも好きなもののはずなのに、あれをやらないとと思っていると、どれにも手を付けず時間が過ぎていくとかも良くあった。自分はすべてが中途半端な感じがする。

期待値をコントロールする

 ちなみに筋トレに関しては彼は自重トレーニングで、毎日午後5時から1時間ほどブックしておいて、打ち合わせも絶対にそこに入れないようにするらしい。彼曰く「周囲の期待値コントロールが重要」とのことだ。例えばミーティングになんでもほいほい顔出していたら、「出てくれる」という期待値が高まるが、断っていると、出てくれるだけてありがたいとなるとのこと。だから、トレーニングも時間をずらさない模様。

実際やってみた

私は冬休み中なので、通常時に適用するとどうなるかわからないが、ここ数日試してみたところ次のような効果があった

  • 手をつけやすい

  • それぞれ一定の成果が出る

  • 罪悪感が無い

それぞれ解説したい

手をつけやすい

あれも、これもやらなあかんなぁ、と思っているとADHDの私の場合、手を付けるのが遅くなる傾向にある。しかも、一番重要なことをしようとするので、どうも億劫になるのだろう。しかし、この方法だと、「一番やりたいこと」をやるので、それが少なくなる。

それぞれに一定の成果が出る

少しづつ、やらないといけないことをスイッチしていると、まとまった効果が出にくくて、今日もこんだけしかできなかったかぁ、、、とがっかりすることが多かったが、納得いくまで、飽きるまでやってスイッチの方式だと、他のことは気にせず、ともかくやりたいのをやるのに集中できるので、パッション的にも良いし、時間を気にせずやれるので、少なくとも手を付けたものに対して成果が出やすい感じがする。時間割的にスイッチする方法だとこうはいかないかも。(受験勉強とかだったら違うかもだけど)自分的には「早くしなければ」と思うことは生産性の敵だと思うので、結構良いかもしれない。

罪悪感が無い

例えば自分が読みたい漫画がある場合、それを読む。がっつり読む。以前だと、それをしてしまうことに罪悪感があった。でも、「やりたいことをやる」なので、躊躇なくやる。やり終えると、時間は使っているが、「納得いく」までやってるので、次のタスクに躊躇なく移れる。なので、結局早い気がする。だらだらするより。
 例えば、今日私は推しの子が最終巻で朝のランニングの後にいろいろ読みまくったが、何冊か読んで満足したので、次のプログラミングタスクに移ることができて、プログラミングに集中して成果を出すことができた。夕食後も今ブログ書いてるし、いまからドラマ見て、そのあとまたプログラミングやって、満足したらギター弾こうと思っています。

まとめ

数日間運用しているが、自分にとってKenさんメソッドはとても効率がよさげなので、継続してみたい。みなさんの参考になれば幸いです。

全然関係ありませんが、最近 PIVOT さんに出させていただいたので、もしよかったらみてな。前後半です。どうやったら「変われるか?」という事をテーマにインタビューされています。楽しんでいただければ幸いです。

書籍もあと2500部で、10万部ですので、よかったら応援してね!


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