二人目の出産の頃

まさかの第2子妊娠でしたが、経過はとっても順調そのもので

産休直前まで働くことができました。

産休育休を取らずに、一旦退職することを決めていました。

そして退職日を待って、大きなお腹で引っ越し作業もスタートです。


当時住んでいた賃貸より、ぐっとコンパクトで、家賃も良心的で

専業主婦になっても何とか生活していけそうな賃貸にお引越しです。

実家から車で10分ほどの場所でした。


二人目の出産は助産院


二人目の出産場所は、母からもらったチラシで存在を知った

実家から近くにある新しくできた助産院でした。

産婦人科と併設しているので、ドクターもいる助産院でした。

どこも自宅みたいな場所で、自然素材いっぱいの診察室で、

分娩室は畳の和室でした。

すごく癒し空間で、家作りにすごく影響を与えたように思います。

母から、長男の出産場所はすごく遠かったから
今回はできるだけ近くで探してね。と言われていたので、

近くにできた助産院で、出産することになりました。


退職をし、保育園も退園して、

引っ越しが終わり、荷物を片付けてとバタバタしているうちに

気づけば予定日1週間前ほどになっていました。


一人目の時はぶじ産めるんだろうかと心配だったけど、

一度出産したという安心感があると、何だか今回もきっと大丈夫な気がする

経産婦さんのお産はすごく早かったし、とのん気に構えていました。

実家に、そろそろ長男と移動してきたらと言われて

荷物を持って移動した日の夜、

長男を寝かしつけたタイミングで陣痛がやってきました。

赤ちゃんって何だか空気をよんでいるよなぁと毎回の出産で思います。

長男の時、時間もかかったし、もう少し待ってみようと思っているうちに

どんどん陣痛が強くなってくるので

ぐっすり寝ている長男は、実家の父に託して、助産院へ向かいました。


夫とも現地で合流して、畳の分娩室に移動しました。

おお本当にこんな普通の部屋でうむんだと、感心した記憶があります。

血管確保はしましたが、促進剤もなし、

帝王切開になったら違う病院に行くので、

助産院って産む側の身体のパワーにかかっているという感じです。

こういう場所で産むなら、

身体作りとか食事で体調整えたり、もっとした方がよかったんだろうけど

育児と仕事と引っ越しの忙しさを理由に何もせずでした。

でも子育て中で生活は規則正しかったし、
28歳で体力もあり、疲れ知らずでしたねえ。


出産もなかなかスムーズで、促進剤なしでどんどん陣痛がついて

夜中に着いて、朝日がのぼり始める頃に、

無事、次男を出産しました。


次男がうまれてほっとした頃に、和室の窓から朝日が差し込んできていて

なんてきれいな朝日なんだろうって思いました。

夫も出産後、仕事に行く時に見上げた空が

すごくきれいで今でも覚えてると言います。


長男が寝ている間に、ひっそりと産まれてきてくれた次男。

とにかく無事うまれてくれて、ありがとうという
2回目の助産院での出産でした。