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今夜みんなでやってみよう。七夕の短冊を本気で書くと、人生を変える企画が生まれる。


七夕の短冊に書いた自分の願い事が、仕事や人生で次にやりたい企画の種として最適だということに気がついてしまいました。

僕は普段から、自分の「欲求起点」でビジネス企画を考えよう、という話をしています。

note企画の3ステップ

新規事業でも、個人の活動でも、企画を考える順番は

①「叶えたい」を見つける。(自分 or 最愛の人が、叶えたい欲求や解決したい悩みを挙げる)
②「叶いそう」にする。(技術や方法を見つける)
③「売れそう」にする。(社会の多くの人に求められ、収益性がある形にする)

が良いと伝えています。①→②→③の順に考えよう、と。

例えば新製品や新規事業を企画しようとするとき、この逆である③→②→①の順に考えている人も多いと思います。まず売れそうなものごとを見つけ、次にやれる方法を探す。①は考えないこともあるのではないでしょうか。「自分が欲しい」なんて会議室で言っても「だから何?」と言われる仕事環境の人もいるでしょう。

でも僕は、①が強ければ強いほどその企画の成功確率が高まると考えています。俺得、私得な事業企画でなければ、ほとんどの人は2,3個の障壁にぶつかったときに、妥協したり、あきらめたり、飽きたりしてしまうものです。自分の欲求なくしてゴールまで持っていけるほど強い人はそういません。自分に是が非でも叶えたい理由があるときこそ、人はやり抜くことができるものです。

で、この①にちょうど良く当てはまる自分の欲求に気づく方法が、「七夕の短冊」であることに、今年ようやく気づいたわけです。

ビジネス企画の種にできる欲求は、どのくらいの欲求が適切なのかを一言で言語化するのがなかなか難しかったのですが、それが「七夕の短冊に書くくらい」のことであると言うとしっくりきます。

「あなたの欲求は何ですか?」と聞くと、人それぞれ、いろいろなレベルのことを言います。例えば、

1.ケーキが食べたい
2.健康でいたい
3.タイムトラベルをしたい

この、例に挙げた3つの欲求には違いがあります。

「1.ケーキが食べたい」は、健常な大人なら、明日食べに行けばいいじゃん、となる、普通に叶えられる小さな欲求。

「2.健康でいたい」は、もしかしたら叶わなくなってしまう可能性もあるけれど、努力すれば叶う方向に前進することができる欲求。

「3.タイムトラベルをしたい」は、無理そうな欲求。


この、「2.」にあたる、叶わないかもしれないけど叶う方向に前進できそうな欲求が、事業企画(あるいは個人活動の企画)にできる種類の欲求です。そして、大人はおそらく、このレベルの欲求を七夕の短冊に書きます。1と3は、子供が短冊に書く類のものです。

多くの大人は短冊を書けと言われたら、無意識のうちに、叶わないかもしれないけど、叶える方法がどこかに存在する欲求を選ぶものです。

「恋人がほしい」
「給料を上げたい」
「今手掛けている商品が売れて欲しい」
「ダイエットしたい」
「肩こりを楽にしたい」
「〇〇の会社に就職したい」……

すべて、叶えられなくはない、とわかっているから、短冊に書くのです。一歩ずつでもやれることがあるものでなければ、短冊には書かないでしょう。

それに気が付いている時点で、短冊に書いたことは叶えられるということになります。アイデアを考えて、人に話して、協力者を得て、行動していけば前進できます。

例えば今年は「新型ウィルスが収束してほしい」と書く人が多いと思いますが、それは無意識のうちに、それに対してほんの少しでもできることがあると気づいているから、書いているのです。


皆さんに提案です。

今夜、自分の心と対話しながら、本気で短冊を書いてみませんか?
誰にも見せなくてもいいし、短冊でなくてもスマホやPCのメモ帳などでもいいから、50個でも100個でも、叶えたいことを好きなだけ書いてみませんか?

その中で、「叶えたい×叶いそう」の自分の中での盛り上がり度、つまり「期待値」が一番大きなものを1つ選んで、来年の七夕まで1年かけて、行動のアイデアを考えて、人に話して仲間を得て一歩を踏み出して、叶っている状態に近づいてみませんか? 

「叶えたい」が大きくても叶いそうが小さいとダメ。「叶いそう」が大きくても叶えたいが小さいとダメ。これが「企画」です。1つ決めたら、会社の中でそれを叶える企画を新規事業として提案してみてもいいし、まずは1か月続けてみるマイルールを作るくらいでも楽しいと思います。

僕も今日Twitterやnote(本記事の下)で 「 #短冊に書いたことを叶えよう 」をつけて自分の欲求を書いて、その中からいくつかを選んで企画にして実行します。もしやってくれる方がいたら一緒に書いて、人生を変える企画を作り、一歩を踏み出しましょう。

世界に一人でも、今日が人生のターニングポイントになる人がいたらいいなあ。


【参考】高橋晋平の「 #短冊に書いたことを叶えよう
※あまり人に言ったことがない本音も含めて。

・今よりもっともっと面白くしゃべれるようになりたい
・小説や物語を書いて多くの人に届けたい
・楽曲作りの能力を高めたい
・落語が上手くなりたい
・歌が上手くなりたい
・もうちょっとだけ忙しさを減らしたい
・妄想商品マーケットMouMaのユーザーを増やしたい
・カードゲーム「ショートショートnote」をめっちゃ売りたい
・∞プチプチAIRと、新プチプチ「スパスパ」を大ヒットさせたい
・スモール起業したい人にいろいろ教えて支援する仕事がしたい
・筋力を高めたい
・体が柔らかくなりたい
・歯のくいしばりを減らしたい
・部屋を片付ける習慣をつけたい
・喉と首の健康状態を良くしたい
・今関わっている怖い人がどこか遠くに行ってほしい
・家族全員で心身ともに健康であり続けたい
・娘と一緒にレモネード屋をやりたい
・IDEA of LIFEでいろいろな人とアイデア会議をして人生の友達を増やしたい
・めちゃくちゃ面白い感触玩具を作りたい
・子供たちが生きるこの先の世界を平穏にしたい

 …...まだまだありますが、今夜じっくり書きたいと思います。

※Voicyでも今週、短冊をきっかけに目標を叶える企画術について数回に分けて詳しく話しています。よかったらVoicyで番組をフォローして続けて聞いてみて下さい。


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