新刊『1日1アイデア』本日2/22発売です。読者の皆様へのメッセージ
5年ぶりに出版する新刊、『1日1アイデア』。
丸1年書き続け、今の自分に書ける全てを出し切りました。アイデア発想力を涵養する本の決定版を作ることができました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000012138.000007006.html
今回は、この本にかけた想いと、読んで下さる皆様へのメッセージを書きます。
この本で叶えたいこと
今回の本の目的は、「アイデア」という言葉のハードルを下げ、老若男女すべての方に、「アイデアって、幸せになるための魔法なんだなあ」と感じ取ってもらうこと。「趣味は、面白いアイデアや工夫をパッと考えること」だと言ってもらうことです。
※まえがきを無料公開しているnoteです。こちらで、本のねらいを読んで頂けます。 ↓
これまで僕は、アイデア発想に関連する本をたくさん読み、自分でも多数の本を出してきました。先輩方のアイデア本はどれも面白かったし、自分が書いた本も、各業界のクリエイターの方々に褒めてもらえました。
でも、もともと「アイデア」という言葉を難しくとらえて、自分には関係ないと思っていた9割以上の人には届けることができませんでした。読んでもらっても、「結局、何から始めて何の役に立てればいいのかわからず、実践できなかった」という感想を頂いたりもしました。
今回の本の目的は、「アイデア」を、例えばゲーム、クイズ、スポーツなどのような遊びの文化にし、「やりたいこと叶え遊び」をしてもらうこと。すべての人に、アイデアという言葉の響きに幸福感を持ってもらうことです。
そのために、読みながらついニヤニヤしてしまい、楽しくなって自分の仕事や日常の悩みの種を解決するアイデアを考えたくなるような365個のエピソードを厳選し、辿っていくと徐々に発想力が養われていくような順番を考えて並べました。正直、掲載アイデアの選定には大いに迷い、奥深いビジネス企画の話でページを埋めたくなる気持ちもありましたが、まずあらゆる業種の大人がアイデアを好きになれる本にすることだけを目的にしました。日常の中でアイデアを使いこなせるようになれば、それをきっかけに、創造力なんて勝手に湧いてくるからです。
本づくりのこだわり
今回の紙の本の作り方には大いにこだわりました。一言でいうと、おもちゃとして完成させました。僕の本業はおもちゃ開発者なので、それで培っている仕掛けの作り方を活かさない手はないと考えました。
紙質、手触りや印刷色などにこだわっていることはもちろん、最大の仕掛けは、「読んでいるうちに、どうしても後ろから前に逆にめくりたくなってしまうこと」です。
この本は、いろいろなジャンルのアイデアが順不同で載っており、それを何度も行き来しながら考えてもらうことで、発想力が徐々に養われていく構成になっています。そのため、もちろんどこから読んでもいいし、逆走したら違う読み味になるように掲載順も考えてあります。
そこで、右から左にめくる「英語の教科書」開きの本であるにも関わらず、表紙のデザインを縦書きにしました。このデザイン一発で、なぜか人は、常に逆向きに開きたい気持ちを持ったまま読み進めることになります。面白いので現物でぜひ試してみて下さい。
「本をなかなか読み進められなくて……」という声を聞くこと、よくありますよね。この本は、順当に読み進める必要もありません。思う存分、行ったり来たりしながら、自分の人生を変える運命の1アイデアを見つけたり、発想力をゆっくり育てたりして、幸せ感を存分に味わって頂きたいです。
読者の皆様にお願い
今回、この本をどうしても、1人でも多くの人に届けたく、もし読んで面白かったら、以下のどれかのお手伝いをお願いできると嬉しい限りです。
1.365個、日付と番号が振られたアイデアが並んでいるので、特に気に入ったアイデアの日付か番号を教えてほしいです。Amazonで買って下さった方は、レビューでどのアイデアが良かったか番号入りで教えて下さい。書店で買って下さった方は、SNSで、「 #1日1アイデア 」をつけて投稿し、教えて下さい。該当ページの写真を一部撮って掲載しても大丈夫です。
2.周囲に、仕事や人生のことで悩みを持っている人がいたら、この本のことを教えてあげるか、プレゼントしてあげてほしいです。どんな人にも、1つ必ずヒントになるアイデアが存在するようにアイデアを選びました。すべて、遊びの力を活かして悩みの種や問題を片付けるアイデアです。アイデアが1つずつ、綿毛のように誰かを救うために飛んでいきますように。
3.どうしても買えない方は、近所の図書館にリクエストしていただけないでしょうか。おそらく、入れてもらえます。ぜひ、紙の本を手に取って、渾身の力で開発した最新おもちゃとして、触ってみてほしいです。まずは今日以降、お近くの本屋さんに立ち寄って、本の現物を見てみて下さい。
最後に、本音
いろいろと書きましたが、最後に本音を書いて締めたいと思います。
この本をどうしても桁はずれの冊数売りたい私的な理由があります。
その理由は、「2」(下巻、続編)を出すことです。
今回、執筆時点で書けるベストなアイデアを余すことなく掲載しましたが、書き切ったとたん、枯れた頭はいろいろなことに気づくもので、さらに深い思考力や想像力を養うために多くの人に届けたいアイデアが日々続々と溜まってきています。
当然、今回の本の冊数が伸びなければ、「2」はありません。
今の自分をはるかに超える次作を、5年後にはまた書きたいです。
一生をかけて、日本をアイデア大国にすることが僕のミッションです。
どうか、応援よろしくお願いいたします。
そして、多くの方からの感想お待ちしています!
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