生産性の高さを求められる4日間
今日からの4日間は、そのうち2日間に午後からの出張が入っており、もう一日は母の対応で午後から休み、ついでに夜に飲み会も2回あるので、トータル20時間の中で、タスクを済ませる必要があります。今週のお題は大きく2つあり、それぞれについて考えてみます。
■部門の抱える問題全体と今後の道筋がわかるような資料の調製
今、大事なのは、大きな問題が複数発生し、カオスな状況にあるので、それぞれの工程表を作成し、これを整理して自分の頭にインプットするとともに、部門内に共有する、これが最優先ですね。
シングルタスク思考の人は、こうやって複数の問題が発生すると、処理しきれなくなり、オーバーフローして、自分の得手とするところの工程表だけを考え、そこに閉じこもってしまう。実際、それだって余裕がないので、やらないといけなんで、という感じで。
でも、全体を見ないで、それぞれが個別の作業に取り掛かるというのは、方針がない中での、対処療法的な個人プレイとしてはありだけれども、全体計画とそれに必要な人的リソース配分を決めてからは、単なる「わがまま」でしかありません。
もちろん、それぞれの分野に得手、不得手もあるので、機械的に当てはめるわけにはいかないのですが、それでも過剰なリソースは投入できないので、得手を中心にいくつかやってもらう必要があります。
■ 来るべき第2回攻防戦に備えた撃退シナリオの共有
次は、僕を6月の間に悩ませた、政治的ともいえる、大きな問題についての対応です。第1回攻防戦は守備側の我々は退けましたが、火種は消えずにくすぶっている状態にあり、いずれ機を見て攻勢をかけてくるは必定です。
なので、こちらについては、ある程度の着地点を描き、そこに至るまでの、こちらは工程表レベルではなく、個々の振り付けを含めたシナリオを作ってみたうえで、関係者のスタンスや情報のアップデートを行いつつ、先々で我々がどのような困難が待ち構え、その際にどう受け身をとるのか、あるいは奇貨として攻めるのかを、内部で議論しておくことが大事ですね。
結局、リアリティがないと、誰も本気にならないので、まずは見よう見まねで武器を作ってしまい、いろんな人に意見を聞いて、叩いて鍛錬してもらうことで、強力な武器になりえるわけで、そこを目指すことを共有し、喉元過ぎた安心感はそろそろ忘れてもらい、次の仕込みに皆の気持ちを向かわせるようにする。
この2つを、20時間に閉じ込めて、仕上げたいと思います。