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体の衰えを自覚する

 3月に入り、体の衰えを自覚する機会が増えてきたように思います。確かに、このところはストレスがかかっていたのは事実ですが、疲れが取れない、なんと言っても一番気力が充実し、エネルギーが有り余っていたような朝の目覚めの時間帯の気力がマックスまで至らない、そういう、これまでの自分が感じてこなかったような違和感を体に覚えます。
 エネルギーが有り余っていた頃は、エネルギーを放出することに時間を費やしたりもしていたものですが、そうした無駄だけど、自己肯定力を内面から補強するような営みさえ、体がついてくることができずに、気持ちが萎えてしまう。自己肯定力を高めることは、日常、さまざまな課題に向き合い、戦っていくためには欠かせないものですが、それさえも、自分のもてるエネルギーの限界を考えて、効率よくセルフイメージを高めるトレーニングを行ってほしいと、体が求めているようです。
 自分が「失って」いくことを認めることは、実は簡単ではないのですが、とはいえ、身の丈に合わない行動を続けていれば、自分の未来にとって必要な、幸せの種まきさえ、できなくなってしまい、僕にとって一番大事な、尊厳を保ちながら、享けた生を全うすることも難しくなります。
 時間の無駄遣いは、誰も見ていない環境であれば、今の自分にとっては蜜の時間となりますが、未来の自分への投資ではないため、ストップウォッチを片手に、時間を決めて、刹那的な時間の使い方はコントロールしていかなければと、自身の衰えの自覚を契機に、肝に銘じた次第です。

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