nirvana
今日はFREE THROWというDJチームにお招き頂き渋谷のFSという場所でDJなるものをしてきた。
今まで何度かDJなるものさせてもらったことはあったけれど、いつだったか「もうDJはしない!」と誓ってからというもの、お誘いを頂いてもその旨を伝えた断りしてきた。
なぜなら自分はDJなるものとしての才覚もないし、特にそのために努力もしていないからブースに立つのが烏滸がましいという理由なのだけど、それこそ自分にとっては十分過ぎる理由だとDJを終えた今、同じことを思いながら帰路に着いている。
「いつまでも進歩がないなー…」と苦々しい気持ちもあるが、それ以上に久しぶりに仲間に会えこと、the chef cooks meのライブに足を運んでくれていた人に会えたこと、はじめましてだけど会うべくして会えたような人に会えたこと、開け放たれたオープンスペースで大きな音で音楽を聴けたことが先の理由に断然勝っているから、ともあれやって良かった。
そんな自分の心持ちを知った上で、誘ってくれたタイラくんはじめ、FREE THROWの面々には改めて感謝したい。
声を掛けてくれてありがとう。
ところでなぜ「もうやらない」と決めていたDJを今回引き受けたのだろうか?
これに関しては特に理由はない。
なんとなくやろうと思ったから、だ。
ある人から見たら、打算的で移り気な人間と思われるかもしれない。実際に自分でもそう感じる。
そう感じているんだけど、楽しかった。
それが全てだ。
「当分DJはやらない」と思っているけれど、まだ見ぬ自分のことはわからないから、またやるかもしれない。