AKG&Gotch リハ

↑次回のGotchさんのバンドメンバー。皆、素晴らしいミュージシャン。

フジロックから家路につき数時間の仮眠をとり、AKGの夏フェスに向けての二日間のリハーサル、翌日にはGotchさんの夏フェスに向けてのリハーサルと、いかにも夏らしくなってきた。

22本のツアーを終えて一週間足らずの音出しだったのだけれど、会うのも、一緒に音を出すのも久しぶりに感じるという不思議。

誰にでもよくある感覚なのだと思うけど、総じて誰かに会ったときにお久しぶりな感じがするのは慣れ合いがなく、こちら側からは好意を寄せている何よりの証拠であると思っている。そう、紛れもなく"いいこと"なのだ。

そんなことはさておき、基本的にはライヴやスタジオワークは途切れない方が良いと思った。

20代の頃はあまり深く考えずに、ただただ目の前にある道を直走るような日々を過ごしていたので、メンバーとの時にだらっとした関係に腰を掛けてみたり、気分次第では無責任に投げ出してみたり、まあまあそれらしい音楽生活を送っていた。(とはいえ、自分は慣れ合いや変化のないことが嫌いだったのでそんなときはピリピリしていたわけだけれど)

今は知識と経験を無駄なく活用し、時間があればあるだけ、細やかに音楽にタッチ出来るようになった。

リハーサルというものは重ね過ぎても良くないし、深く悩み考え過ぎるとロクなことがないのだけれど参加する人が目的を持ってさえすれば無限の可能性を秘めている。

とは言え、リハーサルだろうがライヴだろうが、音を鳴らしている瞬間は常に音楽。

人だか音楽だかわからないような存在になりたい。

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