夏の曇りにはシャワーを浴びて。
はしがき
夏ですね。お久しぶりです。
僕が住む地域では朝一番、人気のない時間にのみ、蝉たちが今しかないんだと言わんばかりの声を上げています。
儚い命を一生懸命燃やす様には、何か胸を打たれる。
そんな季節が今年もきたなと、この時期にはいつも物思いに耽っています。
そんな僕の近況はというとどこか「曇り空」のような感覚です。
晴れ間も見え隠れするようなそんな感覚。
何か頑張っているけど満足感のない日常を過ごしています。
特別幸せじゃないだとか、そんなネガティブな感情を抱えている訳ではなく、ただ淡々とすぎていく淡白な毎日に色味がない、といった表現が正しいようにも感じます。
そんな日常の近況報告と自分の思考を棚卸するような文章になればと、今日も飽きることなく文章を書き連ねます。
やるべきことを横目にこうやって文章を書いているのはすごく罪悪感がありますが、ひっそりと書いては消してを繰り返し、完成させていきたいと思います。
なんの変哲もない社会人一年目の備忘録ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。
目次
1.考える暇
2.いとまをうめる
3.本気
4.どう生きる?
5.夏の曇りにはシャワーを浴びて
1.考える暇
少し変わった社会人をしている僕は、普通の新卒よりも比較的時間があり、考える暇をたくさん持つようになりました。
今までは学生団体の業務やメンバーたちとの面談、事業を走らせたり新規事業を考えたり、取引先とのコミュニケーションに忙殺されたり、、と言った忙しなさが心地よかった。
学生時代の方が息継ぐ間もないという生活をしていたように思います。
しかし、社会人になってからというものの、全て自分の行動は自分で決めるという働き方に変わり、右も左もわからない状態で社会に飛び出しました。そのせいもあってか、実動時間にすると本当に短い日もあります。
アポイントがない日は、半日ずっと宅建の参考書やYouTubeでの情報収集、SNSのネットサーフィンをするような日もあります。
そんな毎日を過ごしていると、目的を考える時間が圧倒的に増えた気もしている。
「なんのために今この仕事をしているのか」
「なんのための時間か」
「なんのために自分はこの命を使っているのか」
答えのない問いを考える暇が増え、悩みが頭をよぎってはかき消して、を繰り返す日々。
別にこれが悪いとは言わないけれど、焦っても仕方ない課題も多いためマイペースに進めていこうというのが今の自分の中で出ている答えでもある。
生き急いでも焦っても仕方がない。
自分のやりたいことや目指している理想は今自分が歩いている道の先にあると信じてできることを増やしていく他やることはないと、案外頭の中はクリアなのが現状です。
2.いとまをうめる
とは言え、この「いとま」をただただ惰性で過ごすのはマイペースとはまたちょっと違う。
うちは完全歩合制の会社なので、結果を出さなければ収入はない。
資本主義の壁と毎日ぶつかってはどうしたら結果を出せるかを自分なりに考えて行動しなければいけない。
このいとまをどう使うかが将来の自分の土台にもなる。
それを理解した上で、何をしているのか。
「損して徳取る」
常に意識しているのはこれ。
すぐに結果や自分の成長に結びつくものなんて高が知れている。
永続的に自分の中に活きるものを身につけたいと考えた時、今自分にとって必要なものは何かを目利きすることはとても重要だと思う。
でも、そんなの初めはわからない。
何をしたら効果が高いだとか、ある程度の想像はできても8割は「やってみないとわからない」のが社会の常だと感じる。
だから、自分が良いと思ったものはやってみる。
損しようが出汁を取られようが「お客様ファースト」からずれないブレない行動を意識している。
それが自分の在り方として蓄積されて人格が作られていくのではないかなと思います。
そうやって今の段階で「いとま」をどう埋めているのかという問いに対しての答えは「損して徳取ってる」と解を出すことができる。
これも正解かはわからない。
時間の使い方として当たっているのかはわからない。
別に自分が聖人になりたいとか思っているわけでもない。
ただ本当にどうやって生きたいのかだけしっかり自分の中で持っていたい。
それはビジネスでもプライベートでも変わらない在り方を磨きたいという考え方の元、です。
3.本気
ここで、考える暇があった時間に考えたことを少しアウトプット。
本気ってなんだろうって話。
いろんな場面でいろんな人に本気で向き合ってきた人生だった。
時には家族、時には友人、時には恋人、時には自分。
その度に傷ついたり、自分の弱さに葛藤したり、成長しないなって失望したりする時の方が多かった。
それでもなんで自分は本気で向き合うんだろうなって考えてみた。
結論、わからん。
目の前の人や自分に本気になることに理由なんているのかね。が結論。
そんな難しく考える必要もないんかもなって案外楽観的に考えている。
でも軽率ではないし、逃避でもない。
ただ大切にしたいってその時思った人たちや自分を大切にする。
それだけでいいじゃん、理由いる?って。笑
大切にするってことは向き合ってる人たちの未来の幸を切に願うことだと思う。
その考え方から行動が生まれるし、この人のために何かしたいと思うだけなら誰でもできるけど、勝手に体や口が動いている状態が「本気で」大切にしている状態なのかなと。
誰のために自分の時間と金を使っているのか。
それで本気度は測れる。
本気になるのに理由なんていらないし、本気じゃなくたって別にいい。
それが自分だし、そんな自分でも大好きだって言える人で在り続けたい。
その方がかっこいいじゃん、ってね。
4.どう生きる?
今の自分は満足感はなくても幸福度は高い。
会社の先輩方や同期のことみんな大好きだし、たくさん支えてくれていてビジネスも楽しくやらせてもらってる。
人としての成功を支援して頂いている上司や社長の存在が大きいなとも思う。一生感謝だなと。
そうやって今の会社とご縁を繋いでくれた方(実名は控えます)、今まで出会ってくれた周囲の人たち、家族、改めて感謝がたくさん生まれる人生だなと日々感じています。
そんな自分だからこそ、やっぱり「感謝を与え与えられる人生」を生きたいなと思うわけです。
"有難いの反対は当たり前だ"なんて聞いたことありますが、本当にそうだなと思うんです。
当たり前なんて本当はどこにもなくて、こうやって自分が酸素吸えてるのも健康に育ててくれた両親がいるからで。病気を患った時には助けてくれる医療従事者の方や精神的に支えてくれる友人もたくさんいて。
難有る人生だけどだから人一倍感謝を感じれる人生だなって思うわけです。
時には自分の人間的なだらしなさや弱さと向き合う場面も多々在りますが、それでも自分っていう人間を大切にして、周囲の人にも優しく器の広い漢になりたいわけです。
他者評価の中で生きる自分ではなく、自己評価の中で自分を磨きながら、改めて大切にしたいと思う人たちの大切にしたい人たちまでを大切にする人間で生きていきたいです。
5.夏の曇りにはシャワーを浴びて
そんなこんなで自分の中の「曇り」を吐露しましたが、結局自分がこう生きたい!って思うことはブレていないなと。
自分を好きになる瞬間でもあり、自信を生むいい時間にもなる。
原点に立ち返れば立ち返るほど、自分に誇りが芽生える。
そうやって深い人間に自分をしていきたいとこれからも思うわけです。
さて、最近は部屋の中からしか外を見れていません。
絶賛某ウイルスと戦っているわけです。
シャバの空気が恋しいです。表現が適切かみたいな質問は受け付けてません。じゃあ書くな、ですね。
外の天気は割と不安定な気もします。
そんな夏の曇りにはシャワーでも浴びて、すっきりした状態でやるべきことをやりましょう。
そうやって僕は、今日もいとまをうめます。
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