巡業(1)はじめに
ライブしながら地域を移動する「巡業」について、テーマを分けて書いていきます。
私が演奏活動をするようになったのは2001年。25歳の時です。
ギタリスト数名でのタイバンライブを2年弱行い、少しずつソロライブに移行していったのが2002〜2003年頃。2ndアルバム「slow」の頃にはほぼ1人で企画するようになっていました。
その頃の活動の場は、地元東京のみでした。
もちろん、東京以外の土地での演奏をいつか企画したいと朧気に考えてましたが、まだまだ現実的ではありませんでした。
しかし、あるギタリストのホームページを読むようになって、自分の中で何かが変わりました。
そのきっかけとなったのがこの人
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44946093/picture_pc_93a64c910750210dd1336917d41106cb.jpg?width=1200)
じゃーん
浜田隆史さんです。
いろんな意味で、この人なくして今の私はありません。
浜田さんの「ライブ日記」は、ツアーミュージシャンのバイブルと言えるでしょう。
内容を少しだけピックアップしてみましょう。
2004年11月28日
”行きは景気良く飛行機で。たまたま激安チケットが取れたのです。
交通費節約は、何と言ってもツアーの基本です。”
2004年12月6日
”ツアー三度目の空き日程。どうせ空き日程を置くのなら、東京・名古屋間で一回入れたいところでしたが、ともかくこの日も貧乏旅行ということで、名古屋から大阪まで近鉄の鈍行でテクテクと移動。”
2006年2月2日
”あった! ついに見つけた1800円の激安ホテル。”
どうですか。
このような素晴らしい導きにより、いつしか私も浜田さんを目指すようになり、浜田さんに負けるもんかとばかりに安宿を見つける技術を磨いてきました。
浜田さんのホームページ、ぜひご覧ください。
これを読めば、きっと無闇に宿を探したくなる事でしょう。
ライブ日記はこちら
また、国産ギターの数々から現在のマーチンD-18に至るまで、軽妙で的確な文章で綴った「私のギター列伝」もここに貼っておきます。
「巡業シリーズ」今後もゆるくアップしていきます。
ではまた次回までごきげんよう。
伊藤賢一
https://kenichi-ito.com/