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マニアック

ギターや音楽について話したりしてると、時々親しみをこめて
「マニアックですね」
と言われたりします。

「超詳しいですね!」的なニュアンスですね。

しかし正直「マニアック」と言われる事にとても違和感があります。
ギターに熱中してたり詳しく知っているのは、まあ仕事にしてたら当たり前ですしね。


そもそも自分はマニアック気質では無いです。

例えば
とある会社員の方がギターが好きで、
それに伴いギター機材関係にハマり、
中でもコンパクトエフェクターにハマり、
同じペダルばかり収集し初め、
特に銀ネジ付きの個体以外意味無しと思い込み、
果てには本体よりも銀ネジのみを集めたり、
重度になると銀ネジをレリック仕様で自作するようになる。

↑こういうのはマニアックと呼べると思うんですよね。ひとつの事にとことん偏っていく、という感じでしょうか。

(そもそも日本人が使う「マニアック」というニュアンスは、英語圏のそれとは異なるようです。ここではあくまで日本人文化圏の話です。)


上の例に比べると、私などはギターのオリジナルパーツとかには1mmも興味無いですね。
1959年製のレスポールのネックを薄く削り、マシンヘッドをグローバーのロトマチックに交換するという、とことんプレイヤー気質なジミー・ペイジさんの気持ちがわかります(恐れ多い・・)。
やっぱペイジのようなプレイヤー気質が大事だよね〜と言って、自分のレスポールを「寸分違わぬペイジ仕様」にしてる強者がいたらめちゃウケますが・・


まとめますと、本物のギターマニアックの方に申し訳ないですので、
私のことを今後「マニアック」と呼ばないでください。
よろしくお願いします。


伊藤賢一
https://kenichi-ito.com/



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