ムカデにサイベーレ
以前にも書いたのですが、ムカデや蟻、シロアリ、地面を這う昆虫に絶大な効果がある、こちら。
サイベーレ。
2年近く噴霧してなかったら、最近ムカデや蟻、蜘蛛を見かけるようになっていて、まぁ蟻や蜘蛛はいいんですが、ムカデは天井から降ってきたり、体を這い上って来るんですよね。
噛まれて痛いのが嫌だというのもあるんですが、ともかく体を這い上って来られるのが、心理的に嫌なのです。
で、調べて見ると、こういうムカデ対策の薬剤は梅雨前、梅雨後、9月、この3回噴霧しておくといいらしいのです。
理由としては、4月〜梅雨前にかけて幼虫が活動を開始し、梅雨時の多湿でグングン成長し、9月は産卵時期だとかなんとか。
本当かどうかはおいといて、たしかに4月過ぎから小さいムカデを見かけます。
そして、ムカデは水周りや湿気を好むのも体験的に事実だと思います。
で、そろそろ噴霧しないと、、、、と思っているのですが、今年の下甑島は3月からコッチずっと雨。
毎週雨。1週間のうち3日くらいは雨で、2日晴れ、あと曇り。
そんなわけで、サイベーレを噴霧するタイミングがない。
しょうがないので、天気予報を見て24時間くらい雨が降らなさそうなタイミングで噴霧してみました。
結論から言うと、それでも充分効果ありました。
ムカデが死んでる死んでる!
噴霧した翌日は、雨だったんですが、玄関先やベランダ、庭先でムカデが死んで転がっている。
雨で、サイベーレを噴霧出来ない、でもムカデがで始めた! という時でも、なんとか20時間くらい雨の間があるようなら、一応効果はありそうです。
もちろん、雨でサイベーレの薬剤が流れるので、理想は数日晴れのタイミングで噴霧がいいのは間違いありません。
ですが、ムカデや昆虫は出始めると待ってくれませんので、、、
あと、農薬や薬剤が、自然界や海によくない、、、、という考えももっともで、出来るなら強力な薬剤は使わないに越したことがないのですが、個人の努力がいかほどの効果があるのか、とも言えると思います。
ムカデの毒でアレルギーショックを起こす人もいます。
サイベーレは使わせてもらって、何か他に出来ること、たとえば海岸に行ってプラスチックゴミを回収して、マイクロプラスチックが自然界に与える影響を減少させる、という行動をしたり、コンポストを使って生ゴミ削減、再利用、焼却ゴミにかかる費用の負担減、排出CO2減少など、トータルでみて考え、行動することも重要かなと私は思います。
なんにせよ、ムカデにはともかくサイベーレですってば!
そうそう、サイベーレは遅効性です。直接ムカデに噴霧しても、まったく効いているようには見えません。
壁や地面、玄関先、窓、サッシ、ドア、などに噴霧しておく→その上をムカデや昆虫が歩く→薬剤が足から体内に浸透する?知らんけど→翌日死んでる。
原理は知りませんけど、噴霧した上を歩くと、数時間か一晩くらいして死ぬようです。
うろ覚えですが、たしか、哺乳類には効果がなく、昆虫類の脊髄?中枢神経に作用する毒、というのがあって、サイベーレもそういう系の毒だったような、気がします。知らんけど!
それでも、噴霧する時は長袖、長ズボン、手袋、ゴーグルで!
体感で無風に思っても、結構気流の流れで、噴霧してると浴びちゃいますので!
ただ、少々浴びても、皮膚や目、口周りにすぐどうこうあるという訳ではなかったです。
ですが、浴びた場合、すぐ水洗いした方がいいと思います。
刺激とか全然ないですけどね。
あ、そうそうミミズとかももちろん、ゴリゴリ死にますよ。
なので、家庭菜園や畑ではやらない方がいいと思います。
アブやハチなど、空を飛ぶ昆虫には効果薄いですが、多少効いて死んで落ちてます。
効果は絶大ですが、農家の皆さん(専門家)が作物に使ってるという話や動画は見かけないので、それはつまり、作物への何らかの副作用あるいは、薬剤濃縮の可能性、それを人体が摂取した場合の健康被害の未確認などが考えられると思います。
よって、個人的な推測でしかありませんが、家庭菜園周り、畑周りはやらない方がいいと思います。
畑周りへの昆虫対策を薬剤で検討するなら、ちゃんと作物への農薬として販売されている商品がむしろ安全だと思います。
たとえば、オルトラン。
これは、昔知人の農業指導員に教えてもらっていたのですが、下甑島で上手に家庭菜園をしている人も使っていて、その人は苗を植えた時に一度だけ散布しておくと、昆虫対策にとてもいいと言っておられました。
島や田舎で、農薬を毛嫌いしている人は多いのですが、ちゃんと科学的論理的に使うなら、農薬もありだと思います。
もちろん、使わないに越したことはないし、成分や作用も、本当かどうかは分からないわけで、盲目的に信用してもいけないとも思ってもいますが。