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節分によせて

如月(きさらぎ)という言葉の響きが
この時季特有の空気の透明感や硬質な煌めき、そしてどことない儚ささえも彷彿とさせるのは
わたしの脳内の、単なる悪戯でしょうか…?

退くまいと最後の踏ん張りをきかせる冬の隙をついて
あちこちに綻ぶ春の兆し
探しつつ、数えつつ

急ぐことはない、やがて必ず来るものを

それよりも
今しかないこの瞬間、酸いも甘いも、その味を
しっかり覚えておきなさい


わかっているのに、すぐ忘れてしまうのです。
それもわかっているので、いつも言い聞かせています。


冬来たりなば春遠からじ
皆さまに、よき春が訪れますように🌸
わたしにも、きっとね🌱

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