* 俳句 * 初春 (季語)
北風を宥むる日射し二月かな (二月)
菜の花忌 世にふたたびの色初め (菜の花忌)
ハジ
ふくよかな鶯餅にえくぼかな (鶯餅)
白魚や宿る命の確かなり (白魚)
真っ先に赦し給はむ絵踏こそ (絵踏)
種芋を植へて祈りの心地せり (種芋)
いづれ消ゆ命の出づる春淡し (淡き春)
憂き世こそ掬う幸あれ薮椿 (薮椿)
再会を約し別るる雨水かな (雨水)
田螺和 変はらぬものと変はるもの (田螺和)
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