インサイドの裏表によってできるパスラインとそれによって変化する守備のポジショニング

以下hirotaくんの適当な思い込み。うちわネタ用。恥ずかしいので読んでもツイートとかしないでね。

まず参照リンク。

・インサイドの裏表(蹴球計画)

・ゾーンディフェンスの立ち位置(れうすさん)

・オープンとカバーの高さと幅(ジーノさん)

インサイドの裏表。例えば右利きの選手。同じキックモーションから右側、身体の外側に出すインサイドキックがインサイドの裏。左側、身体の内側に出すパスがインサイドの表。
ゾーンディフェンスでのカバーのポジション。相手のパスラインを監視できるポジション。単純に斜め後ろにいるのではなく複数のパスラインに対応できるポジションを取ります。パスラインを監視するポジションという考え方はわかりやすい。
オープンか否かによるカバーのポジション。相手ホルダーにプレスがかかっていなければホルダーは自由にパスできるので危険な中を通されないよう絞って深めのポジション。プレスがかかっていればホルダーは縦に出しづらいのでカバーはより広い範囲を見るため高く開き気味のポジションを取ることができます。ジーノさん凄い。

はい、色々な方の考え方をパクって知識を身につけました。ここまでが前置きです。では本題いきましょう。

ある場面。どこか忘れたけどイメージは下の図。

しーん1ド

相手が斜めにドリブルしてきてヘナトと竹内の間に縦パスを通されてしまいます。僕はこの時、なんでヘナトは絞って間へのコースを塞がなかったんだろうと思いました。だけど上に挙げた前提に照らすとヘナトのポジションの意味がわかります。

ホルダーに対しては竹内がプレスをかけています。そしてホルダーの視線と身体の向きは(清水から見て)右側。ということは普通に考えればこの時のパスラインは下の黄色いラインのコース。

シーン②

竹内のプレスでホルダーはオープンでない。となるとパスラインはよりサイドに。ヘナトはオープンでない状態を見て高め広めのカバーポジションを取ってライン管理をしていました。判断としてはおかしくない。

ではなぜ縦パスを通されたか。

画像5

それはインサイドの表というパスラインが隠れていたからです。つまりインサイドの裏表を蹴れる選手は身体の向きに対して2つのパスラインを持っているということです。

それに対して守備側は2つのラインを監視できるポジションを取らなくてはなりません。つまりインサイドの裏表で守備側のポジションに影響を与えることができるわけです。そしてヘナトがポジションを変えることによって他の選手のポジションも変わっていきます。

シーン4

どうポジションを取るかはチームの戦略によって変わってくるでしょう。そしてこれは静的なものではないので、身体の向きやプレスのかかり方、エリア、利き足、etc...瞬間瞬間で常に修正し続けられることになります。

今まで僕はチームの全体の戦術があってそれに合わせて個人の振る舞いが変わると考えてきました。(100%というわけでなくそういう傾向)。でもこう考えると細部(個人の技術や利き足、プレスのかけ方...繰り返し)が全体の配置や動き方を決めているとも考えられます。これはどっちが正解でなくおそらく両方の側面があるのでしょう。

結局は、攻撃している方はより多くの選択肢を生み出して、守っている方は相手の選択肢をプレスやポジショニングで削っていく。全体や局面両方またはリンクさせながらそのやり取りをやっていくし、ぼんやりさせれば全体や局面という区切りさえないのかも知れません。

まだよくはわかりませんが

このツイートのわかった気分とはこういうことでした。ホントに気分なんで特にどうってことはないです。でもつぶやいたのでまあ一応。






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