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LUMIX S5IIで撮るアイドル

はじめに

最近はいろいろとご縁があったりで人の家の植木鉢以外の写真を撮る機会が増えています。
例えば副業でスクールフォト(保育園などのイベント写真の撮影)を撮らせていただいているのがその一つですが、もう一つは撮影可能な現場でのアイドルの撮影です。
ライブハウスでの撮影は「暗所で」「高速で」「動く人物を」「タイミングを狙って」撮影する、というかなりのスキルを要求されるので非常に難しいです。難しいのですが、渾身の一枚が撮れた時の達成感も半端ないです。笑

で、当然こういうシーンではカメラ側にも相応の暗所性能やAF性能が求められます。私が副業など動きものの撮影で主に使っているカメラはオリンパスのE-M1Xなのですが、暗いライブハウスでは暗所性能の関係でLUMIX S5IIで撮影しています。

LUMIX S5IIでライブは撮影できるのか?


ここでカメラにそこそこ詳しい方は「え?LUMIXのあのAFでライブ撮影なんてできるの?」と思うかもしれません。
確かに大手3社のAFに比べれば正直外します。私も数年前まではα7IIIを使ってましたのでいざ撮影すると「え、ここでAF外すの?」という場面もありました。
とはいえここでカメラのせいにして撮影を放棄するのは素人臭くて恰好悪い。なんでも道具のせいにするのではなく、道具の特性を理解して人間側でカバーする(IT用語でいうと「運用でカバー」する)のが真のカメラオタクです。
結論から言うと、人間側でカバーすればLUMIX S5IIでもライブ撮影はできます。
AFの特性を理解すればLUMIXの色作りフィロソフィーである「生命力・生命美」に基づく鮮やかな色再現技術で、演者の生き生きとした表情が撮影できます。

ということで、先日撮影させていただいたアイドルさん2組の写真を貼っていきます。レンズはすべて「LUMIX S 24-105mm F4」です。ちなみにこのレンズも逆光に強くとても使い勝手が良いです。

作例(オカシリゾートさん)

一組目は「オカシリゾート」さん。カラフルな衣装が映えます。
(メンバーの偏りはご容赦ください。。)

フルフレーム機の余裕あるダイナミックレンジで明暗差の強い場面でも豊かな階調で臨場感を表現できているのではないでしょうか。

作例(MOON RABBiTSさん)

つづいて「MOON RABBiTS」さん。オカシリゾートさんとは異なりシンプルな衣装なので、メンバーそれぞれの表情がダイレクトに伝わってきます。


おわりに

以上、作例として2組のアイドルさんの写真をご紹介しました。
繰り返しになりますが、AFの特性さえ理解すればLUMIXの力強い色作りはライブ撮影を行う上で非常に魅力的です。
現場や照明の具合によりますが、ホワイトバランスの設定を適切に行えば色調整はほとんどいりませんので、SNSなどにスピーディにアップしたいという方にも向いているのではないでしょうか。

以上、LUMIXユーザーが増えればいいな、という思いでお送りしました!


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