ゾウを探さなくてはいけない
どうにも最近モヤモヤした気分が晴れない。
部屋の中のゾウ。存在しているのに触れられない、気づけないもの、という概念らしい。
最近上の記事を読んだので、自分のゾウについて考えている。見つけられなくてモヤモヤしている。
ずっと自分を騙している気がする。
神戸に帰りたいこと。仕事がなんとなく辛いこと。内向的過ぎる性格のこと。
問題は見えているのに、これらはきっと真の問題ではない気がする。部屋の中のゾウはきっと別にいる。
数日あれこれ考えてみたのだけれど、その思いつきさえゾウを隠すための欺瞞かもしれない。そうだ、自分で辿り着く答えは真実ではない。多分自分を納得させるためのセルフロジックだ。
僕の中に問題はあって、僕はそれが存在すること以上のことを理解できずにいる。見つけられずにいる。
ゾウは僕の部屋にいる。それがこの晴れない心の正体だ。
僕はゾウを見つけなければならない。
人と交わらねばならない。本を読まなくてはいけない。僕ではない視点から僕を眺めなくちゃいけない。
ゾウは僕の部屋の中にいる。
ゾウはまだ僕をみている。
ゾウは僕の部屋の中にいる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?