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zenpaku
茶の湯の本たち#90 茶の湯の銘 物語のことば (淡交新書)
読み易さ ☆☆ (三点満点中)
伊勢物語や平家物語、源氏物語などにちなんだ言葉も登場します。
しかし、これらの銘を使う際は、亭主とお客様がお互いにその意味を理解し合うのが難しいこともあると思います。
このシリーズについて
茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。
今回の本はこちら
おすすめポイント
本書で取り上げている物語はこちらです。
気になった言葉もピックアップしました
古事記 「天の浮橋」「八咫烏」
伊勢物語 「芥川」 「蜘蛛手」「杜若」「隅田川」「井筒」
源氏物語 「空蝉」「夕顔」「若紫」「澪標」
平家物語 「諸行無常」「一天四海」「八重の潮路」
宇治拾遺物語 「三井寺」「文殊」
物語・拾遺 ・・ 竹取物語・大和物語・平中物語を紹介 「かぐや姫」「昔の契り」「隠れ沼」
枕草子 「曙」「つとめて」「削り氷」「蟻通し」
方丈記 「泡沫」「一期の月影」
徒然草 「夜寒」「朝寒」
読んで思ったこと
平家物語には無常感が強い言葉が多いため、どのように使うべきか少し疑問に思いました。
一方、源氏物語は優雅なテーマが多く、そうした場面に使えそうです。また、能にも同様の主題があるため、物語とリンクしているのでしょう。
以前読んだ本でも紹介されていた主題は、平家物語や源氏物語のものがありました
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