茶の湯の本たち #89 茶の湯の銘 季節のことば (淡交新書)
読み易さ ☆☆ (三点満点中)
茶の湯の魅力である茶杓の銘について、テーマごとに整理されています。本書は季節に応じた銘が紹介されており、オーソドックスな内容です。ただし、説明がない銘も多く、その点で読みづらさを感じる部分もあります。
このシリーズについて
茶道初心者が茶道の本を紹介する記事です。ほぼ自分のメモがわりです。
本記事では、茶道の初心者向けのおすすめ本を紹介します。
本の中身と関係ないことがほとんどです。
今回の本はこちら
おすすめポイント
新年・春季・夏季・秋季・冬季の季節ごとの言葉や、無季の言葉がまとめられています。コンパクトながら内容が豊富で、新書サイズが手軽でありがたいです。また、電子版もあります。
各季節について、全般、天候、山河の風景、暮らし、年中行事、動植物に分けて記載されており、わかりやすいです。
本書の別シリーズでは、和歌の言葉や物語の言葉をベースにした茶杓の銘についてまとめられています。
読んで思ったこと
銘をまとめたサイトはいくつもあります。9月は月に関連した銘が多く、10月は秋の終わりを感じさせるものがよく見られます。
以前読んだ以下の本は読みやすいものの、掲載されている銘の数は少ないように感じました。ただし、説明は充実しています。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!