本日のワンシーン! 「手のひらは真実を語る」3場-3
こんばんわ!シマです!
……仕事が始まると書く時間も遅くなりますね……(ーー゛)
本日のワンシーンは……
まだ3人のギャグが続きます!
こんな占いの館あるのかなぁ(・・;)
それでは、お楽しみ下さい!
本日のワンシーン
「手のひらは真実を語る」 10
吹雪「はい!死神だぁ!」
松子「はい、ごちそうさま」
七輪で焼いていたメザシを食べ始める松子。
吹雪「憎い……こんなカード!」
タロットカードを折ろうとする吹雪。
千佳「ちょっと!高いんですからやめてくださいよ!」
吹雪「千佳?これは呪われてるの。私の元に必ず死神を来させようとする最悪のカードなの!私の水晶でそう出たんだから間違いない!」
千佳「八つ当たりでしょ。今日だってろくに水晶見てないくせに」
吹雪「それは松子のやつが借りていったから見たくても見れないのよ」
千佳「え?松子さん、水晶ってできましたっけ?」
松子「いや、いま漬物作ってるから」
テーブルの影から漬物樽をテーブルに置く松子。
千佳「重石代わり!?」
吹雪「あんた、後で私にもちょうだいよ」
千佳「吹雪さんも許すんですね」
吹雪「だってさぁ、お客さんも来ないし、水晶だって何かしらで役に立ちたいって思うはずよ」
千佳「それが漬物のためでもですか……駄目ですよ。自分の道具は大切にしないと」
吹雪「それは、私よりあいつに言いなさいよ。部屋でメザシなんて焼いてさ」
松子「おいしいよ?いる?」
吹雪「ちょうだい」
千佳「ちょっと緩すぎないですか?一応、客商売なんですから」
松子「千佳は気を張りすぎなのよ。こういうのはオンオフしっかりしないといざというときに疲れるのよ」
吹雪「そうそう」
千佳「そうはいってもーー」
扉の音が鳴り響く。
慌てて準備を始める松子と吹雪。
入り口から愛菜が入ってくる。
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