Official髭男dism「Anarchy」がやばすぎた件。
Official髭男dismがまたもやとんでもないものを投下した。今回の新曲を紹介する上で「投下」だとか、「とんでもない」だとかもの凄い重厚な言葉遣いになっているのには明確な訳があって。。というのも今回の彼らの新曲はタイトルにもあるようにとにかく、やばすぎる。自分のボキャブラリーを総動員しないと到底語れないものであると確信しているため、この様な言葉遣いに落ち着いた、というわけだ。さて、それではその「ものすごい」新曲を鼻息荒くご紹介しよう。そしてそのあとは、少しだけ「Official髭男dism」についても語ってみようと思う。私生活が忙しくて投稿が少し遅れてしまったことに関してはこの場を借りてお詫びさせていただくこととする。
1.2022年の幕開けを告げる「Anarchy」
1月7日に配信リリースされた「Anarchy」は、Official髭男dismが映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」主題歌として書き下ろした一曲。序盤から少し危ない雰囲気を孕んだメロディーラインで聴く側をゾクゾクさせる一曲。昨年の「Cry Baby」の不良感漂う荒々しいメロディーとはまた打って変わって、「Anarchy」にはしっかりとスタイリッシュでかっちりとした雰囲気があり、その中に心地良すぎる不安定さが含有されているのだ。その不安定さこそ、この「Anarchy」をヤバくさせている一因なのだ。
「どうかしてる 度を越してる」
また、この部分の韻の踏み方にはもう崇拝しなければいけないほどの凄みを感じる。そう、このように「Anarchy」には語ろうとしてもなかなか上手く言葉を紡ぐことができない、そんな不安定さがあるのだ。そしてその裏に隠れた危険な雰囲気や中毒性に今多くの人が魅了されている、というわけだ。。。僕は技巧的なことについては全く語ることができない。だがそんな僕でさえも、この曲は「かなりやばい技術を組み合わせて出来たど変態曲」だと認識することができる。その事実から滲み出る凄さには恐怖を感じずにはいられない。。という具合で、今年も新年早々Official髭男dismにしてやられた感満載である。もうこうなればされるがまま、もっともっと「Anarchy」の深みにハマっていくしかないようだ。。
2.Official髭男dismが見せる最高峰のエンターテインメントとその凄さ
さてここまでは「Anarchy」について紹介してきたわけだが、、ここからは絶好のタイミングであるため「激ヤバ曲を送り出し続ける」Official髭男dismについてもせっかくなので語ろうと思う。
近年、ヒゲダンが送り出す新曲に対する感想として、「なんか意外」という声をよく聞く気がする。それこそ今回の「Anarchy」や、昨年の「Cry Baby」の時には「いつものヒゲダンっぽくない!」という声が特に多く見られた。この意見に関しては全く正しいと思っているし、初めて聞いた人であれば誰でもそうなると思う。だがしかし、聴き込んでいくと話がまた変わってくる。なんども聴いていくうちに、全ての曲に織り込まれているヒゲダンらしさに気づいていくのだ。ヒゲダンが作っているのだからそりゃそうだろう、と感じるかもしれないがこれって実はすごいことなのだ。要は、「Official髭男dism」の根底に根差しているものを忘れないようにしながら、様々なジャンルの音楽で私たちを楽しませてくれているのだ。彼らの根底にある音楽を心から楽しむその意気が、「ヒゲダンらしさ」を表現してくれる。だからこそリスナーである我々は、どんな曲であろうとも心の底から「Official髭男dism」という名のエンターテインメントを楽しむことができるのだ。これからはどんな「ヒゲダン」が僕たちを楽しませてくれるのか、楽しみで仕方がない。