いよいよ日本初上陸 #b8ta は、何が新しいのか?何がスゴイのか? 本オープンに先駆け、関係者内覧会に潜入! *追記あり
リテール系のお仕事に従事されている方なら、チェックされているかと思いますが、あの「b8ta」が、いよいよ日本上陸します。
New Experiences and Discoveries for You
新しい体験と発見をあなたに届ける場所「b8ta」が日本に上陸
公式の情報は PR TIMESが早くて正確です。
先日、弊社のウェビナーに登壇いただいたこともあり、内覧会にご招待いただきました。その時のウェビナーサマリーはこちら。満足度のとても高いウェビナーでした。
マーケティング界隈の記事ですと、郡司さんによるこの記事がどこよりも早かったですし、この時点で、これ以上の深掘りを記事を僕はみたことがありません。
b8taは、リテールなのか?
「b8ta」は、「RaaS(=Retail As A Service)」=「サービスとしての小売」と言われています。一見「?」かと思いますが、一度お店に行くと、その理由がすぐにわかります。
従来までの(現在でも)「小売」は、「売り場」に行くことで、「商品を手にし、確かめ、その場で会計をし、持ち帰ること」が、「通常の消費行動」でした。
ここb8taでは、その常識は通用しません。
商品を手にすることはできます。確かめることができます。
ただし。
会計することが、できません。持ち帰ることが、できません。
従来までの小売の概念でお店を訪問すると「え?」と戸惑うと思います。
僕らの業界とは接していない、予備知識のない友人・知人と訪問した方が、よりそのサプライズを肌で感じられるかとも思います。
何が新しいのか?
今回、出店している場所は、新宿の丸井と有楽町の路面店です。
b8taは、どのように「家賃」を払っているのでしょうか?
本来のリテールであれば、テナントとしてビルに入居し、店舗での売り上げから、家賃を支払います。
b8taは、来店されるお客様とは接客はするものの、お会計をしないので、売り上げが立ちません。
家賃どうやって払うのさ!
・・・答えをここに書いてもいいのですが、ぜひ過去の記事などから、そのビジネスモデルを探ってみてください。
何がスゴイのか?
僕が店舗に訪れて「スゴイ」と思った点を2つ。
1)スタッフの接客スキル
2)天井
1については、正直、驚きました。知識の量や接遇対応などが、とてもレベルが高いです。よく新店舗オープンなどを担当・経験していると(僕は従前、テナントリーシングが本業でしたのでw)、初動の店舗運営は、不慣れなスタッフが多く、「オペレーションまわってない感」の空気がでてしまいます。(新規オープンの飲食店などでよくみかけるアレです。)今回、b8taは、全スタッフが生き生きとし、自信に満ち溢れた姿をしていました。僕自身けっこうガジェットに詳しい方なのですが、彼らは、ガジェット以外にもb8taで取り扱うコスメ・食品・衣料などオールジャンルの商品スペックを熟知していました。
また、さらに驚いたのは、館の自店以外のショップ情報も周知していた点です。具体的には、上層階に位置するFABRIC TOKYOの情報、また、新宿店では取り扱いのないankerブランドのことなど。
通常、SCで働く初期スタッフは、自店の運営に手一杯になってしまい、他の情報が入ってこないことが多くあります。おそらく、b8taのスタッフは、従前の研修に加え、丸井さんの販売研修も十分に受けられ、最高のおもてなしを身につけた状態で正式オープンを迎えることとなっている思われます。(すごい)
彼らの接客スタイルを体験するだけでも、一般的なアパレルなどの接客業のスタッフの方は、参考になると思います。
あ、それでいうと、「洋服屋で声をかけられたくないな症候群」の方がいるかと思いますが、その面でも安心設計があります。そもそも「店舗で買う/売る」という概念がないので、「接客を受けたら買わなきゃ..」という目に見えない脅迫感は、皆無です。
そして、接客を受けたいな..と思ったと思った時でも、卓上のタブレットから「話を聞きたいボタン」をタップすると、スタッフが来てくれるので、自分からは、人に話しかけられない、僕のようなコミュ症でも、安心して売り場にいけます。
2)天井
ぜひ、来店したら、天井を見上げて、眺めてください。
それだけで、周囲のスタッフには「こいつ、業界関係者だ。」と気付かれますのでw
天井の何を見ればいいのか?は、ネットの記事をご参照くださいw
以上、ネットの記事にあるような、ないような、内容のnoteでした。
正式オープンは8/1です。ぜひお立ち寄りください〜。
そして、b8ta Japan代表 北川さんのnoteもぜひフォローを!
*以下追記*
僕がリサーチ不足により、一部内容に誤解がありました。下記tweetご参照くださいませ。