「フリーランス」になりたいという友人に一言申す
どうもsimです。
僕の代表作「ガン患者が聞いた」シリーズ、まだの方はそちらからみていただけるととても喜びます。
ガン患者が聞いた…「死」を覚悟した人が「最期」に残す「言葉」
https://note.mu/sim258258/n/nb4390f483899
ガン患者が聞いた…「死」を覚悟した人が「最期」に残す「言葉」 vol.2
https://note.mu/sim258258/n/n5b7c41e1256e
てなわけで宣伝も終わったのでいきなり本題に入っていきたいと思います。
フリーランス VS サラリーマン
さてさてよく話題に上がるフリーランス、サラリーマン、どちらが良いの?って話。
まずは僕の見解から
「どっちもメリット・デメリットあるから、合った方を選べばいいんじゃない」
<<サラリーマンのメリット>>
①雇用契約を結んでいるので、滅多なことがない限り収入が途絶えることはない。福利厚生が豊富なところであれば突然の病気などでも比較的安心出来る。
②個人では味わうことの出来ないような、大きな資本を使った大規模案件にも挑戦出来る。
③成果を出せなかったとしても、最悪出勤さえすれば給料が出る(このマインドを推奨するわけではないですけど)
④社内恋愛!!!
<<フリーランスのメリット>>
①満員電車に乗らなくて済む、寝る時間起きる時間は自分で選べる
②上司に叱られることもないし、部下を育成する必要もない
③仕事の裁量は自分で決める(やりたくないことは断ることが出来る)
④会社の名前でなく、自分の名前で勝負出来る
とまあ出そうと思えばどんどん出てくるのですが、キリがないのでここらへんで。
タイトルで書いた友人いわく
「フリーランス」になりたい!!
理由を聞いてみると
「サラリーマン」って響きがモブキャラっぽくてダサい。とのこと。
喝!!!!!
目的と手段は違う
これって手段と目的を履き違えているんですよね。
資本主義社会の中で生きるため、幸福になるためにお金を稼ぐ。
その目的のために
「サラリーマン」または「フリーランス」という手段を選ぶに過ぎないんです。
自分に合った方を選べばいいんです。
僕の場合は
・大きな病気をしていて、いきなり体調を崩すことも多い
・障害者手帳を駆使するとサラリーマン市場でなかなか良い条件で雇ってもらえる
・出社すると話してくれる仲間たちがいる
・サラリーマンでの給料が不満なら副業すればいいだけ
・フレックスなので満員電車も避けられる
このような考えがあるので、「サラリーマン」を選択しています。
何のために働くのか
さきほど
「資本主義社会の中で生きるため、幸福になるためにお金を稼ぐ。(労働をする)」
と申しましたが、これはあくまで僕の考え。
働く理由はお金を稼ぐだけではないこともある。
僕は前職である出版社に勤めていた。
その当時の部長が定年退職の年齢になった。
当然引退するのかと思いきや、新卒と同程度の給料になっても引退はしたくないと仰っていた。
趣味も合い、普段から気軽に話していたので直撃取材をしてみた。
彼にとっての労働に対する目的は「お金」でなく「社会に対する貢献」だそうな。
長年部長をやっていたし、未婚ということもあってお金は余っている。
ただ、このまま退職してもやることがない!
そしてお世話になった社会に対してお返しをしたい。そんな気持ちが強いから引退はしたくないとのこと。
最後に一言
最近は少し落ち着いたけれど、
「フリーランスに憧れがあるので会社辞めました。ブログ一本で食べていきます」
というコメントに対して称賛の声が上がっていた。
その意気は良いが、上記のようなことを考えた上での判断なのだろうか。
例えば社会的な信頼がなくなり、借金が出来なくなったりする。
その覚悟があってのことなのだろうか。
もし、これから「フリーランス」になろうかなと思った方、一度立ち止まって考えてみてほしい。
確かに好きなことを仕事にしている人は輝いて見える。
彼らは「フリーランス」になったから輝けているのか。
それは恐らく違う。
「フリーランス」という自己責任の道を選び、輝けるように毎日毎日誰よりも努力している。
その覚悟はあるか?
自分の頭でしっかりと考えてほしい。
だれのものでもなく、自分の人生なのだから。
それではまた次のnoteで会いましょう。
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