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33歳恋愛未経験童貞男性の結婚相談所活動費が100万では足りなかった話

こんにちは、LAZです。
前回の記事のラストに結婚相談所で100万ほどかかった、と書きましたが実際に諸々の費用を計算したところ、8ヶ月で約130万かかっていたことがわかりました。

まだ読んでない方は前回の記事もどうぞ。https://note.com/silverscape/n/nc04f6856ad31


今回は、今後婚活をされる男性の参考になればと思い、内訳とその金額に至った経緯をざっくりと公開していきます。


種目は大きく分けて下記のようになります。

  • 自己研磨費 10万

  • 交際費 32万

  • 儀式献上品 30万

  • サービス利用料 62万

何だよそれって項目がありますが、ちょっとひねた言い方をしたかっただけです。
一つずつ見ていきましょう。

自己研磨費

10万円

選ばれるためには常に小綺麗にしていなければいけません。

僕は結婚相談所に入って初めて髪の毛を染めました。白髪染めですが。
月1の美容院や無難な服の買い揃えなどがこの費用になるかなと。
また、女性とのお見合いは基本的にスーツなのでスーツ代やスーツに合わせるための鞄や靴もここに含まれてきます。
もっと大きく見るとジム会費とかもここに入りそうですね。

ただ、この費用は普段の生活でも自分に跳ね返ってくる部分ではあるので、損したという気持ちはなく、人と会うのであれば不快感を与えない身なりをしようという思考変化にも繋がりました。

この情勢で人と会う機会は少なくなりましたが、だからこそ小綺麗にしておいて、いざという時の印象を良くするのは大事だろうと。

小綺麗な印象を与える編集のほうが男女問わず作家さんに対しても無意識的に拒否感は出ないはず……。

交際費

35万円

結婚相談所の連盟ルールとなっているのですが、最初のお見合いのお茶代は男性が全負担することになっています。

喫茶店でのお見合いもあれば、ホテルラウンジでのお見合いもあります。

ホテルラウンジとか初めて使いました。コーヒー1杯1500円の世界線にまず驚かされましが、とある丸の内のホテルでの記憶が印象的です。
そのホテルは吹き抜けになっていて、バルコニーに置かれているピアノの生演奏が常に鳴り響いていました。
漫画とかアニメでしか見たことなかったけど、ホントにあるんだ……と感動したことを覚えています。

行った中で一番高かったのは東京駅近くのホテルラウンジだったかなと。

さて、お見合いでOKがもらえたら仮交際状態となります。
いわゆるお友達期間で、ここでデートを重ねてお互いを知っていきます。

僕はデート代も基本的に全部出していました。
成婚という目的のためにはすべて男側が持つことが最も合理的だと考えていたからです。
中には私が出します、と伝票を持っていく方もいらっしゃいました。
激レアです。
その場合はお言葉に甘えていました。ありがたいことです。

そして縁があったお一人に対してクリスマスにプロポーズをいたしました。
その時のコースが一人4.5万…! 値段に対して軽いめまいを覚えながら二人分の予約を行った記憶があります。

ただ、経験としては良いものでした。

4.5万のコースはその雰囲気や演出に対して支払っているんだな、と身を持って学ぶことができました。

高級食材を食べたとしても比較対象がないからよくわからないという感想になったのを覚えています。
高いお金を出して、高いお金を出したからこそ記憶に深く刻まれる。
身銭を切ることで記念日を記憶に刻む……そういう記憶の残し方もあるんだなあと。

価格が全てではありませんが、痛みは記憶に刻まれやすいですから、その点も利用されているのでしょう。

結婚相談所では成婚という目的のため、男側がすべて出すのが合理的だと考えていましたが、今は真逆の考え方です。

同じ社会人なのだから、自分で食べたものは自分で出すのが普通で、それが対等な関係なのでは、と考えるようになりました。

自分が払いたい! と思ったら別だとは思いますけども。
あとは違う目的がある場合とかでしょうか。
交際費については人によって色々と意見が違いそうですね。

ただ、この『自分のものは自分で出す』という考え方は結婚には向かなそうだなあとも感じています。

儀式献上品

30万円

大それたこと書いてますが、指輪とダイヤです。
自分の場合は順序が圧倒的におかしかったことを記憶しています。

相談所の担当さんにプロポーズ前にリングフェアに行ってきたらどうか、と勧められ、お相手と一緒に行くことになりました。
そこで、婚約指輪ではなくどうせ使うものだろうからということで、お相手の目の前で結婚指輪を購入するに至ります。プロポーズ前やぞ。

先に結婚指輪を買ったことでそれを婚約指輪と兼ねようと考えていたところ、担当さんに説得され、サプライズでダイヤを送ることとしました。

ネックレスにするかリングにするかは後々一緒に決めればいいか、という考えが安く済んでしまった理由です。

手元に片割れの結婚指輪がありますが、質に入れたとしても大した金額にもならないしで処分に困りますねこれは。

既婚者男性のコスプレはできそうですけども。

サービス利用料

62万円

最も高くついたとことがここですね。そりゃそうか。
入会で26万、月会費8ヶ月分で14万、成婚退会料で22万(いわゆる成功報酬)って内訳です。

金額は結婚相談所によってまちまちだとは思います。

ただ、成婚退会料をしっかりとるところのほうがサポートは充実する傾向にあるみたいです。
成婚退会してくれれば大きなお金が入るわけですから、担当さんも頑張るわけですね。

自分の場合は担当さんと連絡を取りつつも、婚活の立ち回りはYouTubeで動画を見まくって覚えたので、めちゃくちゃ頼りにしたかと言われるとそこまでは……というなんとも微妙な回答になってしまいます。


ということで婚活費用の内訳でした。
どれだけかかるかわからないよりは、少なくともこれくらいはかかりそうだ、という心で臨んだほうが精神的疲弊は軽減されます。

がんばれ婚活男性! 俺のようにはなるな。


なにか参考になれば幸いです。


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