魔法使いの夜とは【キャラクター編】 (後編)
祝! 「Fate/Grand Order」×「魔法使いの夜」コラボレーションイベント記念の記事投稿第二弾。今回は「まほよ」のメイン三人を扱った【キャラクター編】の前編となります。次回の
前々回、前回の記事は以下の通りです。
蒼崎橙子
・妹の青子ともども多くの型月伝奇作品に関わっている。
・人為的な二重人格者。眼鏡の有無で人格を切り替える。正確には人格が二つあるのではなく、物事の優先度を切り替えて性格を区別しているだけに過ぎない。
・眼鏡をしている時は主観的な人情家。眼鏡を外すと客観的で酷薄。眼鏡をしている時の性格が本来の蒼崎橙子の在り方だったが、「空の境界」の頃になるとどちらが本来の蒼崎橙子であったか本人ですら曖昧となっている。
・魔術回路の具体的な数は20本程度。「SN」遠坂凛の40本(サブ回路がメインとは別にそれぞれ30本)どころか、衛宮士郎の27本よりも回路の数は少ない。
・時計塔でも最高位の魔術師だが、その才能は血筋以外の彼女個人の資質に寄るところが大きい。
・現在の魔術世界で正式な冠位の階位を持つ魔術師は、確認出来ている中では蒼崎橙子のみ。正式な冠位ではないが、同人版「月姫」のシエルが死徒ロアから引き継いだ魔術知識は冠位の魔術師に匹敵する。
・時計塔における冠位はあくまで時計塔の魔術師の最高位程度の意味に過ぎない。神代まで含めた魔術世界全体の最高位の魔術師の条件は千里眼を持つこと。ソロモン王や花の魔術師マーリンなどがこれに該当する。
学友たち
・金鹿はゲーム版制作途中に生まれたキャラクター。キッカケは「このゲームには萌えキャラがいない」とスタッフの誰かが気づいてしまったため。
・当初は「とにかく可愛いこと」「青子とガールズトーク出来る友人」「癒し系の女子」という三要素が想定されていた。だが、青子と対等に話せるキャラに重きを置いたことで、現在のツンツンした逞しい女子になってしまった。
・制作初期は委員長っぽい眼鏡でストレートのおかっぱというデザイン案も存在した。
・鳶丸は小説版の頃から存在していたキャラクター。後の「SN」制作時に「主人公の友人ポジション」のキャラクターを考える際に「鳶丸とは違うタイプの友人」というコンセプトから柳洞一成が生まれている。
・鳶丸と同様に木乃美も小説版から続投したキャラクター。小説版の頃からムードメイカー的な立ち位置。その芸風は後の蒔寺楓に引き継がれることになった。
・制作当初は短髪の体育会系の元気キャラという案もあったが、「月姫」の乾有彦と被るという理由から没となった。
レフ・ライノール
・『フラウロス』が蒼崎姉妹と知り合ったのは「2015年の時計塔」から十年ほど前。時期的には橙子の封印指定が一時的に解除されていた頃だと考えられる。
・「FGO」の世界に2015年より先の未来が存在しないように、あらゆる世界の「フラウロス」には2015年より先の未来が存在しない。
・人理焼却が起きる世界では獣の夢である「逆行運河/創世光年」の失敗と共に滅び去る。それ以外の人理焼却が起きない世界では自害に成功するため、やはり2015年より先の未来が存在しない。