終わらない幼年期
大人になるというのはどういう事でしょうか?
勿論二十歳過ぎたら法的には大人です(2022年4月1日からは18歳から)
しかしさて、今の20台、18歳になった人たちは大人になった実感があるでしょうか。
私はあまりないのではないかと思って居ます、私自身がそうだったからです。
成人式に日、今日から大人だとドキドキして、しかし特には何も変わらなあったのを覚えています。
それから何年か過ぎた今、自分が大人というと、もちろん法的には大人なのですが、実感としては正直怪しいものがあります。
年齢以外、大人と呼べるものが無い。
明確な証拠、確信、証が無いのです。
人間はサルを「教育」で「加工」して人間にするのだと思います。
だからもしかしたら、大人になるためには、大人を「作る」ためには、何らかの「加工」が必要なのかもしれません。
今日日いい意味で使われることの少ない家父長制は、もしかしたら二十歳以上の人間を大人に「加工」する、大人としての役割を与え続ける効果があったのではと考えています。
かつての家父長制があった日本が良かったとも思えませんから、大人不在の、永遠の幼年期が訪れたことによるコテラテルダメージはあるとしたら、それを甘受するしかありませんが。
それが果たしてどんなものになるのかは、多少の恐怖を感じています。
まあ、かつてほぼすべての二十歳以上の人間が大人だった時代も戦争やらなんやらありましたから、なんだかんだ今と変わらないかもしれず、心配はいらないかもしれません。
以下ありがとうございますの一文のみ、もしも私にお恵み頂ける方がございましたらどうかよろしくお願いいたします。
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